マイクロアド、ビッグデータを活用した広告ソリューション『BLADE-LIFT』の提供開始

マイクロアドは、11月27日、ビッグデータの解析により抽出されたデータを基にユーザーの特性と行動を分析し、企業における自社ブランドの測定やマーケティング活動に活用するサービス「BLADE-LIFT」の提供を開始した。2014年6月までに導入社数100社を目指す。

「BLADE-LIFT」は、今まで可視化できなかった「ブランド認知」や「理解」などの態度変容を計測するだけでなく、マイクロアドに蓄積された膨大なユーザーデータを活用し、「どんな人が」、「何によって」、「どのように態度変容」するかを分析するサービス。国内インターネットユーザーの85%以上にあたる約6500万人について1日100億件を超えるユーザー行動データを活用する。

これにより、マーケターの主観や経験に頼ることなく、膨大なデータと高性能な分析インフラから導き出されたファクトを基に、ブランドの現状とコミュニケーション施策を評価しすることができ、企業へのキャンペーン途中での改善提案や次回施策への提言を実現するという。

すでに、実証実験として、大手化粧品メーカーや電機メーカーなどでキャンペーンを行い、指標の有効性や分析結果の活用、改善施策での結果指標の上昇など、本サービスの具体的な有効性が認められ、通信キャリア等でも実施を開始しているとのこと。


 

サービスの特徴は以下のとおり。

(1)ブランドメトリクスの可視化
マイクロアドに蓄積された1日100億件のユーザー行動データとインバナーサーベイを連携させ、認知度、好意度、意向、エンゲージメント深度などのブランドメトリクスを計測・可視化いたします。計測にはビュースルー行動(広告接触による行動の変化)を含めること、また、ノイズの影響を低減するため、コントロール群を設けて補正計算を行うことで(リフト)、より実質的な評価が得られるように配慮しています。

(2)ブランドメトリクスを左右する要因の抽出
クリエイティブ、配信方法、ユーザープロファイルなど、ブランドメトリクスに影響を与える要素を抽出し、改善提案を行うことが可能です。

(3)ユーザープロファイル
”企業サイトに訪問した”、”広告に反応した”、あるいは”ブランドに好意がある”などの様々なユーザーセグメントによる詳細なユーザープロフィールを、大量なデータを用いて分析することが可能です。これにより、ブランドマネージメント、ブランドポートフォリオ、競合ユーザー間のポジショニング分析、ターゲティングなどに有用な情報を得ることが可能です。