DeNA子会社のペイジェント、多通貨決済サービスをLCCのバニラエアに提供

ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>子会社で決済代行業のペイジェントは12月4日、同社が導入している多通貨決済サービスを、ANA<9202>子会社のLCC(ローコストキャリア)バニラ・エアに提供すると発表した。台湾でバニラエアの航空券の販売が始まる本日(12月4日)から、提供を開始する。バニラエアがペイジェントの多通貨決済サービスを利用することで、バニラエアの利用客は海外でも自国の通貨でクレジットカード決済ができる。

ペイジェントはDeNA、株式会社三菱東京UFJ銀行、農林中央金庫の共同出資会社で、2013年9月1日に決済代行業として国内で初めて、国内クレジットカード会社と連携し「多通貨決済サービス」の対応を始めた。ペイジェントのモジュールを利用することで、外貨建てでのクレジットカード決済に対応することが可能となるため、海外の顧客は為替の変動を気にすることなく、自国の通貨表記で表示された金額を見てサービスを利用することができる。

ペイジェントによれば、ペイジェントの対応する「多通貨決済サービス」を通じて決済を行った売り上げは、三井住友カードが外貨を円に転換し、ペイジェント経由の円建てでバニラエアに支払われるため、直接多通貨決済に対応することに比べて、両替・精算など外貨取扱業務の負担の大幅軽減が期待できるという。

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バニラエア
 
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1349億1400万円、営業利益42億0200万円、税引前利益135億9500万円、最終利益88億5700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
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