世界のIT市場調査会社ABIリサーチが1月29日に発表した最新レポートによると、2013年度第4四半期のスマートフォン出荷台数は2億8780万台、そのうちAndroidベースのスマートフォン出荷台数が2億2150万台で、全体の77%を占めたことが明らかになった。
内訳は、Androidのスマートフォン出荷台数が1億5040万台で全体の52%で、AndroidをベースにしたASOP(Android Open Source Project)のスマートフォン出荷台数は7110万台で全体の25%を占めた。
また、2013年度のスマートフォン出荷台数は約10億台となり、そのうちAndroidは前年比137%増の78%を占め、Androidの出荷台数は約7億8000万台となったことが分かった。これは、主に中国とインドで、Androidのシェアが拡大したことによるもの、とのこと。
一方、iOSは2013年9月にiPhone5S、iPhone5Cを発売したが、2013年第4四半期の出荷台数は全体の18%の5100万台にとどまった。また、Windows OSは、2013年度第4四半期の出荷台数は前年比104%増の1140万台にまで増加したが、マーケットシェアはわずか4%にとどまった。
関連サイト
「Q4 2013 Smartphone OS Results: Is Google Losing Control of the Android Ecosystem?」(ABIリサーチ)