Oakキャピタル、第3四半期は営業益6.91億円と黒字転換…投資事業におけるキャピタルゲインが大幅に増加

KLab<3656>やアクロディア<3823>のファイナンスで注目を集めたOakキャピタル<3113>は、2月5日、第3四半期累計(2013年4~12月期)の連結決算を発表し、営業利益6億9100万円と黒字転換に成功した。投資事業におけるキャピタルゲインが大幅に増えたことによる。

同社の発表した決算は、売上高39億8300万円(前年同期比234.1%増)、営業利益6億9100万円(前年同期は6億6100万円の赤字)、経常利益6億8300万円(同6億6800万円の赤字)、四半期純利益6億7200万円(同6億7200万円の赤字)だった。





同社では、第3四半期において新規投資として2社の精密機械メーカーに投資を行う一方、株式市場の活況を受けて投資回収も順調に進み、インベストメント・バンキング事業における売上高が前年同期比441.6%増の36億2100万円と大きく伸びた。キャピタルゲインも前年同期2億4400万円の赤字から13億4200万円となり、黒字転換の原動力となった。


■投資実行の状況



■投資回収及びキャピタルゲインの状況




■2014年3月期の見通し

なお、2014年3月期の連結業績予想については、事業特性上、株式市場の変動要因による影響が極めて大きく、合理的な業績予想の算定が困難であることから非開示としている。