エキサイト、第3四半期は減収減益…サービス開発に伴う人件費や設備投資、販促費用など先行費用で

エキサイト<3758>は、2月7日に発表した第3四半期累計(2013年4~12月期)の連結決算は減収減益の着地となり、売上高54億2200万円(前年同期比12.3%減)、営業利益1億2800万円(同19.2%減)、経常利益7400万円(同55.2%減)、当期純利益5500万円(同65.2%減)だった。





同社では、堅調な広告販売と新規会員獲得などによるブロードバンド関連の増益に加え、新規サービスも一部スタートしたことから、売上総利益は伸びたものの、サービスの改良・開発に伴う人員採用、設備投資と販売促進のための経費が増加したため、減益となった。

また、経常利益と純利益については減益率が大きくなっているが、これは音楽関連事業会社が本格稼働を開始したことに加え、旅行関連事業会社が減益となったことにより、持分法投資損益が悪化したことによる。

なお、減収となったが、これについては、プロバイダーサービスで、回線使用料とプロバイダーサービスをセットで販売する方式から、プロバイダーサービスのみを販売する方式にシフトしたことに伴うもの。



■2014年3月期の見通し

2014年3月期は、売上高75億円(前期比8.7%減)、営業利益3億5000万円(同7.6%増)、経常利益3億円(同11.0%減)、当期純利益2億5000万円(同31.9%減)を見込む。