【App Annie・IHS調査】世界のアプリ市場規模は約1.6兆円、日本のゲームアプリ市場規模は前年比4.4倍増

App AnnieとIHSは、2月19日、2013年度の世界のデジタルコンテンツ市場の動向をまとめた最新レポート「Digital Content Report 2013: Global Shift Driven by Dramatic Growth of Apps」を公開した。「Digital Content Report 2013」は、デジタルコンテンツ市場概要編、ゲーム市編、音楽市場編、映画市場編、国別トレンドの5つに分かれているが、今回はゲーム市場を中心にみていきたい。
 


2013年の世界のデジタルコンテンツ市場規模は570億ドル(約5兆8100億円)、世界のアプリ市場規模(App Store・Google Play)は前年比2.3倍増の160億ドル(約1兆6300億円)にまで成長した。特に、ゲームアプリの市場規模は前年比2.9倍増と急伸した。これは、日本と韓国のゲームアプリ市場の成長が大きく寄与した。
 

日本のゲームアプリ市場規模は前年比4.4倍増、韓国のゲームアプリ市場規模は前年比5.8倍増の成長をみせており、世界のゲームアプリ市場を牽引した。同レポートによれば、日本だけが、ゲームの中でもゲームアプリの収入を主な収入源としているとされており、日本のゲーム市場の中心がブラウザゲームからスマートフォン向けゲームアプリへ転換したことを強調している。
 
 

実際に、2013年の世界のゲームアプリ売上ランキング(パブリッシャー別)をみてみると、1位にガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>、5位にLINE、6位にグリー<3632>、8位にディー・エヌ・エー<2432>と、上位10位までに日本の企業は4社がランクインする結果となった。
 


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