ビットアイル、第2四半期は営業益5.8%減…電力価格上昇の影響で。14年7月期の業績予想を下方修正

データセンター運営で知られるビットアイル<3811>は、本日(3月4日)、第2四半期累計(2013年8月~2014年1月期)の連結決算は、売上高88億1900万円(前年同期比9.5%増)、営業利益15億0100万円(同5.8%減)、経常利益13億6700万円(同6.1%減)、四半期純利益8億5100万円(同4.8%減)だった。





同社では、引き続きiDCサービスの販売を進めることによりデータセンターの稼動率を高めるとともに、レンタルやクラウドサービスを中心としたマネージドサービスの収益も拡大するなど、売り上げは順調に伸長した、としている。しかし、主に電力料金の上昇などの影響により、利益面では減益となった。

各サービスの状況は以下のとおり。

■iDCサービスは、売上高53億9500万円(同0.6%増)となった。売上高、顧客数ともに着実な積み上げを達成した。

■マネージドサービスは、売上高23億1900万円(同12.8%増)だった。クラウドサービスの販売が好調だった。

■ソリューションサービスは、売上高10億0200万円(同57.0%増)だった。子会社ビットサーフにおけるグループ外向けのシステムインテグレーション、エンジニアリングサービス提供が引き続き好調だった。



■2014年7月期の見通しを下方修正

2014年7月期の連結業績予想を下方修正し、売上高180億円(前回予想188億円)、営業利益27億円(同35億円)、経常利益24億円(同32億円)、当期純利益15億円(同20億円)にそれぞれ従来予想から引揚下げた。従来予想からの修正率は、売上高4.3%減、営業利益22.9%減、経常利益25.0%減、当期純利益25.0%減だった。