日本発カジュアルゲームが米App Storeで人気...ネクスト『Flappy Bird』の声が相次ぐ

3月13日付けの米App Storeの無料ランキングをみてみると、4位に『Don't step the white tile(日本語名:白いとこ歩いたら死亡)』がランクインした。米App Storeで本アプリをみてみると、アプリ名とアプリ説明文は英語化対応されているものの、アイコンの「白」が際立っている。

本アプリは、4個のマスの中から黒色のマスを順番に選択して進んでいくシンプルなカジュアルゲームだ。マスには黒色と白色の2色があり、白色のマスをタップすると、サメに襲われてその場でゲームオーバーになる。ゲームルール自体はシンプルなのだが、集中力と反射神経を求められるのが魅力だ。

また、本アプリには、「たいむあたっく」、「えんどれす」、「すんどめ」の3つのモードがあり、ユーザーの好みに合わせたプレイができるのも魅力だ。「たいむあたっく」は、いかに早くゴールまでの50歩をミスせずに進むかを競う。「えんどれす」は、残り時間11秒からはじまり、時間切れになるまでどれだけ多くの歩数を進めるかを競う。「えんどれす」では、50歩到達するたびに10秒ずつ追加されていく。「すんどめ」は、制限時間10秒でどれだけ多くの歩数を進めるかを競う。

米App Storeのレビューをみてみると、シンプルなゲーム性で一見簡単そうに思えるが、油断するとすぐにゲームオーバーになってしまう点で中毒性が高いようだ。また、次なる『Flappy Bird』との呼び声も高い。

 
▲ トップ画面とゲーム開始画面。ボタン・テキストはローカライズ。
タイトルはApp Storeでのみ英語対応、ゲーム内では日本語のままのようだ。

本アプリのクレジットをみてみると、日本のfieldWalkingによって開発されたもので、プログラマ・レイアウトはAyumu Kinoshita氏、イラストレーションはMasashi Abe氏、マーケティングはAsakura Naoto氏と記されており、3名で開発しているようだ。fieldWalkingの公式ブログをみてみると、fieldWalkingは2012年より大学の同級生4名で活動している。今までに、『Touch The Lost Numbers!』、『ダルマ仕分け』などカジュアルゲームをAndroid・iOSの両OSでリリースしている。

なお、fieldWalkingは、公式Twitter上で「いちおう最初から英語対応にはしてました。」とリリース当時からローカライズしていたとしているが、今回米App Storeの無料ランキング上位にランクインしたことについては、「なぜアメリカで流行ってるかは私にもわかりません。」と述べており、開発者らも驚いているようだ。しかし、「一発屋から二発家に」とも発言しており、今後に注目していきたい。

 

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(C) fieldWalking