【Distimo調査】帰ってきた『アニパン』!! 最新作が韓国で売上ランキング1位!!

App Annieで、3月18日付の韓国アプリストアの売上ランキングをみてみると、韓国のスマホゲーム会社Sundaytozの『Anipang 2 for Kakao』がGoogle Playで1位、App Storeで2位となった。『Anipang 2 for Kakao』は、2014年1月に、3マッチパズルゲーム『Anipang』シリーズの最新作としてリリースされた。

本作は、タッチ・スライド操作で同じ種類の動物を3つ並べて消しいく3マッチパズルゲーム。キャラクターが全面的に押し出された世界観で、ウサギの”Ani”が友だちを助けるために広大な”Anipang World”を冒険するというストーリーだ。

また、本作は140以上のステージが用意されており、草原、森林、水の世界など多種多様なステージを楽しめるのも魅力だ。さらに、シリーズ第1作目の『Anipang for Kakao』とは異なり、制限時間がない。そのため、プレイヤは自分のプレイスタイルに応じて楽しめる。
 
3月12日付けのDistimoによれば、今回の『Anipang 2 for Kakao』が売上ランキング上位にランクインした背景は大ヒットタイトル『Anipang for Kakao』(2012年7月リリース)の後継作であることが大きいという。

『Anipang for Kakao』はカカオゲームプラットフォーム上で人気を博し、ピーク時にはDAU(デイリーアクティブユーザー数)は韓国の総人口の20%にあたる1000万人を突破した大ヒットタイトルだ。
 
また、Distimoは、韓国のGoogle Playアプリ市場について、韓国デジタルエンターテイメント会社CJ E&Mの『Taming the Monster for Kakao』が、2013年8月のリリース以降、2014年1月まで売上ランキング1位で市場を独占していたが、2014年2月に『Anipang 2 for Kakao』が『Taming the Monster for Kakao』よりも4%以上高い収益を上げ、1位の座を奪った、としている。
 

なお、『Anipang 2 for Kakao』が好調な一方で、前作の『Anipang for Kakao』は失速している。『Anipang for Kakao』の1日当りの売上は、『Anipang 2 for Kakao』リリース後(1月15日〜2月13日まで)からGoogle Playで36%減、App Storeで12%減となった。
 

これは、シリーズの最新作がリリースされたことで、第1作目の『Anipang for Kakao』のユーザーが『Anipang 2 for Kakao』に流動したと考えられる。『Anipang 2 for Kakao』が前作を超える大ヒットゲームとなるためには、『Anipang for Kakao』からのユーザー流入だけではなく、新規ユーザーをいかに獲得するかが課題だ。今後の『Anipang 2 for Kakao』に注目していきたい。
 
 

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