ユニティ、「Unity 5」の予約を開始…マルチプラットフォーム向け統合開発環境「Unity」の次世代バージョン

Unity Technologies Japan(ユニティ・ジャパン)は3月19日、マルチプラットフォーム向け統合開発環境「Unity」の次世代バージョン「Unity 5」の予約を始めたと発表した。Unity Technologiesは、サンフランシスコで開催中のGame Developers Conference(GDC)でUnity 5の概要を公開している。

Unity 5では物理ベースシェーダーのほか、ハイエンドモバイル機やデスクトップPC、家庭用ゲーム機向けのリアルタイムグローバルイルミネーション、高品質オーディオ、WebGLの実装、64 ビット版エディターなど、多くの機能が追加される。

Unity 5は Unity Store から予約可能だ。今すぐ予約すると、「4.x」世代にリリースされていたテクノロジーが全て利用可能になるほか、Unity 5 Pro がリリースと同時に利用できる。予約したUnity 5には、Unity 4および今後予定されているUnity 4に対する全てのアップデートの使用権が含まれる。
 

■Unity 5の概要

・Unity 5 には、リアルタイムライティングシステム「Enlighten」や物理ベースシェーダーといった大規模なアップデートが含まれ、キャラクター、環境、ライティング、エフェクトなどを高品質でレンダリングする能力を備えている。
 
 
・さらに、新しい統合シェーダーアーキテクチャー、エディター内のリアルタイムライトマッププレビュー、そして改良されたアセットバンドル機能により、ワークフローの効率が飛躍的に向上する。
 

 
・オーディオデザイナーがダイナミックなサウンドスケープやエフェクトを作成できるよう、オーディオシステムとオーディオミキサーが一新された。
 

・プラットフォーム対応には新たにWebGLが加わり、事実上ほぼ全ての主要なプラットフォームで出力できるようになった。
 

・Unity 5.0 では Unity Cloud広告シェアリングネットワークを搭載。モバイルゲームにおける相互プロモーションを簡単に行える。

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■関連リンク

GDC2014での発表概要

Unity 5 公式サイト
 
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