韓国5Rocks、モバイルゲーム開発者向けの分析・運営ツール「5Rocks」の正式サービスを開始

韓国の5Rocksは4月2日、モバイルゲーム/アプリ開発者向けグロースハックツール「5Rocks」の正式サービスを開始したと明らかにした。昨年6月以降、日本と韓国でクローズドベータ版を提供してきたが、期間中に取得した80社・200アプリからのフィードバックを取得。正式版開始に伴い、は5か国語にも対応、2014年内にグローバルで3000アプリへのサービス導入を目指す。

5Rocks はモバイルゲーム/アプリにおける分析機能と運営ソリューションを提供するツール。韓国ではSundayToz、Gamevil、LinkTomorrow、Momoなど、日本ではgumi、enish<3667>、ポケラボ<3632>、KLab<3656>、マイネット、Mutations Studio、NewsTechなどで利用されているという。
 

■商品概要

モバイルゲーム/アプリの分析と運営とがひとつのツール内で実行可能。分析に関わるすべてのデータはリアルタイムで収集し、分析データをもとにしたマーケティング施策の実行が可能という。特定のユーザーセグメントを対象にしたプッシュ通知やキャンペーン告知、アイテム割引販売、クロスプロモーションなどを実行することができる。
 
5Rocks のホームページ(http://5rocks.io)で会員登録の上、登録後に提供されるソフトウェア開発キット(SDK)を、ゲーム/アプリ上で実装することでサービスが利用できる。会員登録後、1 か月間は無料で利用可能だが、1 か月経過後は実際の利用者数(MAU数)に応じて、1MAUあたり1円の従量課金となる。最大課金額は30万円で、30万MAU以降は利用者数に関わらず同料金となる。

5Rocksは韓国のStonebridge Capital、日本でもKDDI Open Innovation Fundや、CVCファンド(グローバル・ブレインとニフティが共同運営)、アドウェイズ<2489>から資金調達を実施している。


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