ASJ、2014年3月期は9500万円の最終赤字となる見通し…ブラウザゲームの減損や減価償却費で

ASJ<2351>は、5月2日、2014年3月期の業績予想を下方修正し、当期純損益が9500万円の赤字となる見通しと発表した。従来予想は、1000万円~6500万円の黒字となる見通しだった。同社では、既存のブラウザゲームの一部のソフトウェア資産の減損処理を行い、8700万円の減損損失を特別損失として計上するため、と説明している。

売上高は13億6500万円と業績予想のレンジ(13億5000万円~15億5000万円)の範囲内に収まるものの、営業利益は400万円(予想2000万円~1億2000万円)、経常利益は800万円(同2000万円~1億2000万円)となり、予想レンジを下回る見通しだ。

同社によると、決済代行サービスやスマートフォン向けサービスが堅調に推移したこと、オンラインゲームの新規タイトルリリースが寄与したものの、ソフトウェアの減価償却額の増加などが収益を圧迫したという。なお、期末配当は、1株あたり2円となる予定。
 
株式会社ASJ
http://www.asj.ad.jp/

会社情報

会社名
株式会社ASJ
設立
1984年2月
代表者
丸山治昭
決算期
3月
直近業績
売上高13.32億円、営業利益0.40億円、経常利益0.48億円、当期純利益0.23億円(2013年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
2351
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