CyberZ、仙台支社「Growth Hack Center」を設立…アドテクノロジーの研究開発を展開、現地採用で来年度100名規模を目指す

サイバーエージェント<4751>子会社CyberZは、本日(5月8日)、スマートフォン広告事業の強化と拡大を図るため、仙台支社「Growth Hack Center」(グロースハックセンター)を設立し、業務を本格スタートしたことを明らかにした。

今回事業活動を開始した仙台支社は、スマートフォン広告のアドテクノロジー領域に関する研究開発の拠点となる。スマートフォン広告市場や、スマートフォンアプリ市場の拡大を背景に、広告主のスマートフォン広告における出稿需要は増加し続けている。これに伴いスマートフォン広告手法も日々拡充され、より効率的なマーケティング活動や、新たな広告効果改善手法によって費用対効果を向上させるニーズが急速に高まっていることに対応した。

具体的な業務内容と役割は以下のとおり。

1, スマートフォン広告運用の効果最大化と、新たなソリューション開発に特化した専門組織
広告主のスマートフォン広告における効果最大化を目的として、広告運用にまつわるすべての施策におけるクオリティ向上と、 さらに収益を生み出すことのできるソリューションを開発する。スマートフォン広告ソリューションツール「Force Operation X」(「F.O.X」)を利用した広告配信や、自社メディアの開発・運用体制を強化し、広告効果の最大化を図る。

2, クリエイティブ研究などスマートフォンユーザーの行動分析・検証体制の確立
外部機関と連携し、スマートフォン広告クリエイティブ多変量解析など統計学を用いたデータサイエンスのアプローチによる研究や、国内外で独自に実施したスマートフォンユーザーリサーチ結果に基づき、スマートフォンユーザー特有の行動傾向の分析を行う。

3, 全世界におけるスマートフォンメディアを 1 プラットフォーム化する独自システムの機能拡充 
「F.O.X」は、全世界で300を超えるスマートフォンメディアとワンSDKを連携しており、一括で広告配信が可能であることに加え、メディア別実績数値を自動で集約できるため、迅速に効果を把握してアクションを早めることが可能。広告配信から新たな施策を行うまでのクオリティとスピード向上のための、運用および機能拡充を行う。

なお、仙台支社の代表には加藤貴一氏が就任。宮城県域で採用活動を行い、来年度中には100名規模に拡大させ、地域経済の活性化にも貢献したい、としている。
株式会社CyberZ
https://cyber-z.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社CyberZ
設立
2009年4月
代表者
代表取締役社長CEO 山内 隆裕
決算期
9月
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