KLab、第1四半期の営業益は9600万円と黒字転換…「ラブライブ」好調や費用削減で。2QはQonQで25%増となる見通し

KLab<3656>は、第1四半期(1~3月期)の連結決算を発表し、売上高44億2500万円(前年同期比24.8%増)、営業利益9600万円(前年同期2億1200万円の赤字)、経常利益1億0600万円(同1億5400万円の赤字)、四半期純利益5100万円(同1億5900万円の赤字)だった。先に行われた業績予想の修正値に沿った着地だった(関連記事)。
 

同社では、年始イベントにより2014年1月の売上や「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」が引き続き好調だったことに加え、新規リリースした「天空のクラフトフリート」が売上に寄与した、としている。不採算・低利益率案件からの撤退に伴う売上減少を補った。

また費用面では、以下の施策を行ったとのこと。

・人員数については、期首計画の830人規模までの人員削減目標を達成。2013年12月末時点に比べ141人減の825人まで削減を実施。
・国内子会社の整理統合を実施。これに伴い経理や人事等の共通部門を統合し間接費用を削減。
・海外拠点・地方拠点のオフィスの整理縮小を実施。2014年第2四半期より費用削減効果が出る見込み。
・外注費については、昨年度に引き続き更なる削減に取り組み、ピーク時(2013年12月期第2四半期)に比べ53.9%の削減を達成。

なお、四半期ごとの売上高・営業利益の推移は以下のとおり。
 
【四半期売上高・営業利益の推移(単位:億円)】
注1)2014年4-6月期は見込み。
注2)2013年9-12月期は4カ月の合計値。



■第2四半期の業績見通し

第2四半期累計(1~6月期)の業績は、売上高89億2500万円(前年同期比25.4%増)、営業利益2億1600万円(黒字転換)、経常利益2億1600万円(黒字転換)、四半期純利益1億4100万円(黒字転換)を見込む。
 

なお、4~6月期では、売上高45億円(前四半期比1.7%減)、営業利益1億2000万円(同25.0%増)、経常利益1億1000万円(同3.8%増)、四半期純利益9000万円(同76.5%増)となる見通し。

 
【四半期売上高・営業利益の推移(単位:億円)】
注1)2014年4-6月期は見込み。
注2)2013年9-12月期は4カ月の合計値。
KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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