【App Annie調査】2013年の年間売上トップ52企業を選定…ガンホーが売上世界首位のアプリ開発企業に！

App Annieは2013年の年間売上トップ52パブリッシャーを発表した。世界のスマホアプリ開発企業を対象に、App StoreとGoogle Playの2つのマーケットにおいて、2013年の1年間で収益が大きかった上位52社を集計した。昨年13位だったガンホー・オンライン・エンターテインメントが首位に輝いた。2位は『Clash of Clans』のSupercell（昨年7位）。この2社はともにソフトバンクの傘下企業だ。

3位は『キャンディークラッシュ』のKing、4位は日本のLINE。ともにトップ52には初登場だ。5位には昨年首位のElectronic Artsが登場した。昨年3位のグリーは6位に順位を落とした一方、ディー・エヌ・エーは8位で横ばいだった。

日本企業では、11位のコロプラ（昨年20位）、14位のセガ（同22位）、17位のサイバーエージェント（同25位）、27位のKLab（同43位）が順位を上げた。16位のバンダイナムコゲームス、47位のNTTドコモ、51位のDonutsは今回新たに登場した。

一方、28位のスクウェア・エニックス（昨年19位）、39位のカプコン（同9位）、52位のエイチーム（同32位）が順位を落とした。
 

■日中韓の企業で半数を占める

日本・韓国・中国のパブリッシャーが、2013年は26社（2012年の16社）と、約半分を占めるまでに増加している。うち、世界首位のガンホーをはじめ、日本のパブリッシャーは14社と、トップ52のうち4分の1以上を占めた。また、iOSのみに展開するパブリッシャーが2012年は7社いたが、2013年は1社のみになったという。

日本をはじめとしたアジアのパブリッシャーの存在感、そしてAndroid端末の存在感が高まった年と総括できるだろう。


以下、トップ52から上位30位を抜き出して、表にした。2012年のトップ52に顔を出していない企業は、変動部分に「NEW」と表記した。30位以下はApp Annieのサイトを参照してもらいたい。
 

順位	パブリッシャー	本部	2012年	変動
1	ガンホー<3765>	日本	13	↑12
2	Supercell	フィンランド	7	↑5
3	King	イギリス	-	NEW
4	LINE	日本	-	NEW
5	Electronic Arts	アメリカ	1	↓4
6	グリー<3632>	日本	3	↓3
7	CJ Group	韓国	-	NEW
8	ディー・エヌ・エー<2432>	日本	8	→0
9	Kabam	アメリカ	11	↑2
10	Gameloft	フランス	4	↓6
11	コロプラ<3668>	日本	20	↑9
12	Storm8	アメリカ	6	↓6
13	Zynga	アメリカ	2	↓11
14	セガ<6460>	日本	22	↑8
15	Caesars Entertainment	アメリカ	-	NEW
16	バンダイナムコゲームス<7832>	日本	-	NEW
17	サイバーエージェント<4751>	日本	25	↑8
18	Big Fish Games	アメリカ	30	↑12
19	WeMade	韓国	-	NEW
20	Disney	アメリカ	18	↓2
21	Social Quantum	ロシア	-	NEW
22	Pandora Media	アメリカ	-	NEW
23	Glu	アメリカ	16	↓7
24	Time Warner	アメリカ	-	NEW
25	Pocket Gems	アメリカ	15	↓10
26	GAMEVIL	韓国	29	↑3
27	KLab<3656>	日本	43	↑16
28	スクウェア・エニックス<9684>	日本	19	↓9
29	Mojang	スウェーデン	26	↓3
30	Nordeus	Serbia	-	NEW

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