フィールズ傘下のフューチャースコープ、2014年3月期の最終赤字は4.2億円に拡大

遊技機販売事業などを展開するフィールズ<2767>傘下で、ソーシャルゲームやスマホアプリ事業を手掛けるフューチャースコープの第8期決算公告が、6月30日付の官報に掲載された。2014年3月末に終わる決算期(2014年3月期)の最終損益は4.26億円の赤字と、前の期(3.39億円の最終赤字)から赤字幅が拡大した。なお、4億円の債務超過の状態となっている。

Mobage向けに『蒼天航路 ―軍略伝―』や『姫奪!ダンジョンズロード』などのソーシャルゲームを提供。また、フィールズグループのコンテンツをデジタル化する事業も手掛けている。

なお、親会社のフィールズは2014年3月期の決算報告で、フューチャースコープを含む事業分野について、「ソーシャルゲーム市場におけるWebアプリ型からネイティブアプリ型への提供形態の急激な移行に対応するため、ラインアップの絞り込み、運営・開発体制の効率化など、収益構造の改革を推進した結果、当期は収益力が一時的に低下した」と説明している。