グリー<3632>は8月13日、2014年6月期通期の連結決算を発表した。売上高は前期比18%減の1255億円、営業利益は28%減350億円、経常利益は32%減の360億円、純利益は23%減の173億円だった。
ゲーム事業では年度を通じ、フィーチャーフォン向け売上高の減少基調が続くなか、スマートフォンでの新規ヒットタイトルが不足。第4四半期にあたる4~6月の業績も、国内外でゲーム事業が振るわず、会社計画を下回る水準となった。
四半期だけで見ると、4~6月の売上高は前四半期比14%減の266億円、営業利益は38%減の61億円と減収減益となった。これまで発表していた会社予想(売上高300億円、営業利益91億円)を大幅に下回り、四半期売上高は2011年4~6月以来、3年ぶりに300億円を下回った。国内のゲーム事業では、既存タイトルの減少に加え、スマートフォン向けの売上が想定を下回った。海外でも新規タイトルの導入が遅れ、既存タイトルの減少を補えなかった。
▼4~6月の実績と会社予想の比較
同時に、2015年6月期の第1四半期となる7~9月の業績予想を公開した。売上高は前四半期比2%減の260億円、営業利益は10%減の55億円を見込む。ネイティブゲームの売上は横ばいだが、ウェブ(ブラウザ)ゲームの売上減少を想定している。
ゲーム事業では年度を通じ、フィーチャーフォン向け売上高の減少基調が続くなか、スマートフォンでの新規ヒットタイトルが不足。第4四半期にあたる4~6月の業績も、国内外でゲーム事業が振るわず、会社計画を下回る水準となった。
四半期だけで見ると、4~6月の売上高は前四半期比14%減の266億円、営業利益は38%減の61億円と減収減益となった。これまで発表していた会社予想(売上高300億円、営業利益91億円)を大幅に下回り、四半期売上高は2011年4~6月以来、3年ぶりに300億円を下回った。国内のゲーム事業では、既存タイトルの減少に加え、スマートフォン向けの売上が想定を下回った。海外でも新規タイトルの導入が遅れ、既存タイトルの減少を補えなかった。
▼4~6月の実績と会社予想の比較
同時に、2015年6月期の第1四半期となる7~9月の業績予想を公開した。売上高は前四半期比2%減の260億円、営業利益は10%減の55億円を見込む。ネイティブゲームの売上は横ばいだが、ウェブ(ブラウザ)ゲームの売上減少を想定している。
▼7~9月の業績予想
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高754億4000万円、営業利益124億9800万円、経常利益130億8600万円、最終利益92億7800万円(2023年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632