ブロードメディア、2015年3月期通期連結業績予想を下方修正 クラウドゲームのサービス拡大遅れや「スタジオ」セグメントの不振が響く

ブロードメディア<4347>は、10月28日、2015年3月期通期連結業績予想の修正を発表、売上高は従来予想130億円から120億円、営業損益は同4億円の赤字から6億6000万円の赤字にそれぞれ下方修正された。なお、経常損益と純損益については、Gクラスタ・グローバル株式会社および湖南快楽垂釣発展有限公司などの業績見込みの不確実性が高いことから業績予想を非開示としている。
 

下方修正の要因となったのは、「コンテンツ」セグメントのサービス拡大の遅れと「スタジオ」セグメントの不振だ。「コンテンツ」セグメントは、クラウドゲーム事業が期初の想定よりもサービスの拡大が遅れており、第3四半期以降についても緩やかな伸びにとどまる見通しだ。また、教育サービスについても生徒獲得数が当初の予想を下回って推移するなど苦戦している。

一方、「スタジオ」セグメントは、映画興行成績およびビデオ販売の不調に加え、制作受注の後ろ倒しも発生。通期でも損失を計上する見通しとなった。

なお、セグメント別の内訳の詳細は以下の通り。
 
ブロードメディア株式会社
https://www.broadmedia.co.jp/

会社情報

会社名
ブロードメディア株式会社
設立
1996年9月
代表者
代表取締役社長 橋本 太郎
決算期
3月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4347
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