King、第3四半期はQonQで13%減収、14%最終減益…新作寄与も『Candy Crush Saga』が苦戦 MAUは2%増加



『Candy Crush Saga』で有名な英国モバイルゲーム会社King Digital Entertainment<NYSE:KING>は、11月6日、第3四半期(7~9月期)の決算を発表し、売上高は前四半期比13.4%減の5億1400万ドル(約592億円)、四半期純利益は同14.0%減の1億4200万ドル(約163億円)だった。先行指標として利用される受注総額(Gross Booking)は同10.9%減の5億4400万ドルだった。

売上高及び受注総額が減少した要因について、同社では、『Diamond Digger Saga』や『Farm Heroes Saga』や『Bubble Witch 2 Saga』などが売り上げに寄与したものの、主力タイトル『Candy Crush Saga』の減収により相殺されたため、と説明している。この結果、『Candy Crush Saga』への依存度は前四半期の59%から52%に低下した。
 

このほか、各種KPIをみると、DAU(1日あたりのアクティブユーザー数)は前四半期比0.7%減の1億3700万人だった。MAU(1か月あたりのアクティブユーザー数)は同2.1%増の4億9500万人だった。また、MUU(1か月あたりのユニークユーザー数)は、同0.8%増の3億4800万人だった。