KLab、海外人気ドラマ「glee」のゲーム開発ライセンスを獲得…「ラブライブ!」で培った技術・ノウハウを活用した音楽ゲームを全世界に提供へ

KLab<3656>は、本日(11月13日)、Fox Digital Entertainmentとライセンス契約を締結したことを明らかにした。この契約により、KLabは人気海外ドラマ「glee」(グリー)の音楽ゲームをスマートフォン向けに開発し、全世界で配信する。

Fox Digital Entertainmentは、20世紀FOXグループのデジタル版権管理会社であり、本作のプロモーションを担当するとのこと。リリース時期は、「glee」の新作「シーズン6」に合わせて行われる予定。

KLabがブシロードと共同で開発・提供するリズムアクションゲーム『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』で培った技術とノウハウ、そして、「glee」の世界観とそのキャラクター・楽曲・ストーリーを融合した音楽ゲームの提供を目指す、としている。


■真田哲弥氏のコメント(KLab代表取締役社長 CEO)
 「ゲーム化に適したIPとは、単に知名度があるだけではなく、烈々なコアユーザーが存在し、そのコミュニティにリーチできることと、ゲームシステムにマッチしていることが重要だと考えています。「glee」はまさにその条件にマッチした最高の作品だと思っています。当社は2012年より積極的にゲームのグローバル配信を行うと同時に、世界中で人気のあるIPの獲得に力を入れてきました。世界中で人気のあるIPと言えば、ハリウッドに辿り着きます。この度、そのハリウッドの中でも最大手グループのひとつである20世紀FOXグループ FDE社と契約できたことを喜ばしく思います。今後も、20世紀FOXグループをはじめ、ハリウッドのIPの獲得に力を入れ、世界に通用するゲームを配信してきたいと思います。


■リック・フィリップス氏のコメント(Fox Digital Entertainmentヴァイスプレジデントオブモバイル)
「glee」というすばらしい世界観が、スマートフォンゲームを通じ今後も長きに渡って世界中の「glee」ファンに楽しんでもらえることを嬉しく思います。KLabとの提携により、登場人物を中心とした音楽ゲームを開発することは理想的であり、非常に楽しみでなりません。


■「glee」とは
米国の架空の学校で合唱部を中心に描かれる、人気ミュージック・コメディ・ドラマ。プロのダンサーやミュージシャン、ブロードウェイでの舞台経験などを持つ実力派のキャストたちが、1930年代~90年代のスタンダードから最新のヒットソング、著名なミュージカル・ナンバーなど、毎回幅広いジャンルから名曲をカバーするパフォーマンスが見どころのひとつ。
2009年の放送開始直後より評論家からの称賛と熱狂的な「glee」ファン層を背景に、米国で権威あるゴールデングローブ賞やピーボディ賞、エミー賞を受賞。グラミー賞2部門へのノミネート、プラチナ・アルバム1本とゴールド・アルバム5本に加え、CDの全世界累計販売で1,300万枚を突破。デジタル音楽配信においても5,300万ダウンロードを達成。ふたつのコンサートツアーが完売するなど「glee」のブームは一気に加速し、全米で社会現象を巻き起こした。日本においても2011年4月からNHK BSプレミアムで放送され話題になった。



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KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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