​【ゲーム株概況(1/13)】経常利益増額のカプコンが買われる ガーラが1300円台を回復 4ケタの大台割れに沈むブロッコリー

1月13日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比110.02円安の1万7087.71円となるなど反落した。原油安の進行と米国株安が重しとなり、朝方から売りが先行、一時は下げ幅350円超に達する場面があった。しかし、為替が1ドル=118円台後半まで円安方向に切り返したこともあり、引けにかけては大幅に下げ渋った。

そうした中でゲーム関連株の動きはというと、前週末の反発に続き、ガーラ<4777>がこの日も大幅高。終値ベースで3営業日ぶりに1300円台を回復した。また、前週末に経常利益予想の上方修正を発表(関連記事)したカプコン<9697>が買われたほか、主力株の軟調で新興市場にやや資金が流れてきた(マザーズ指数は7.14ポイント高)こともあり、ミクシィ<2121>も高い。直近IPOの循環物色に乗ってエクストリーム<6033>も大幅高した。

半面、ブロッコリー<2706>は3営業日続落で1000円大台割れとなり、明日14日に決算発表を控える(関連記事)アクロディア<3823>とケイブ<3760>はともに大幅安となった。両社は発表される決算内容への警戒感が先行している模様だ。


■関連銘柄
株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役社長 最高執行責任者 (COO) 辻本 春弘
決算期
3月
直近業績
売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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