【闘会議2015】22人が一堂に会して『FIFA15』で対戦…カオスな展開と豪華実況・解説で盛り上がる 人気お天気キャスターの小野彩香さんも参戦


​ドワンゴとニワンゴは、本日(1月31日)と明日(2月1日)の2日間にわたって、ゲーム実況とゲーム大会の祭典「闘会議 2015 GAME PARTYJAPAN 2015~ゲーム実況とゲーム大会の祭典~」を千葉県の幕張メッセで開催している。

今回のイベントは、「ニコニコ超会議」に加えて、2015年から新たに開催する、ユーザーを主体とした"ゲーム実況"と"ゲーム大会"の祭典となる。超会議でも展開しているゲーム企画に特化し、さらにそれを発展させたイベントとして、テレビゲームからスマホゲーム、アナログゲーム、アーケードゲーム、リアルゲームまで、古今東西のあらゆるゲームを一堂に集め、純粋にゲームの魅力を体験できる場となっている。

今回、最も目を引いたのは、エレクトロニック・アーツ『FIFA 15』による11人対11人のリアルサッカーだろう。22人の参加者は、ゴールキーパーからセンターバック、フォワードなど各ポジションの選手を担当し、まさにサッカーゲームでサッカーの試合を行っているかのような体験ができる。素人が織りなす「リアリティ番組」のようなノリのイベントが非常に興味深かった。スマートフォンゲームではないが、他のステージイベントとは一線を画するものがあったのだ。

『FIFA 15』は、エレクトロニック・アーツの人気ゲームシリースの最新作。FIFA公認で、ヨーロッパを中心に世界各国の600を超えるクラブ、1万6000以上の選手を実名で収録している。また、シリーズの特徴として、オンライン上でクラブチームを結成し、11人対11人によるオンライン対戦が楽しめる点も特徴。今回、11人が一堂に会して戦うことになった。サッカーグラウンドを模した会場となっており、サッカーゲームのイベントらしい雰囲気を醸し出していた。
 

イベントの模様は、当然、ニコニコ生放送でも配信されたが、実況と解説も豪華布陣となった。午前中は西岡明彦氏が実況、元日本代表ゴールキーパーの小島伸幸氏が解説を担当し、午後は野村明弘氏が実況、浦和レッズなどで活躍した元サッカー選手の水内猛氏が解説を担当した。まさにプロによる実況と解説である。
 


今回のゲームには『FIFA 15』でのプレイ経験者だけでなく、サッカーゲーム初心者やサッカーのルールをよく知らない人による混声チームによる対戦だ。そのため、攻撃時に10トップ状態になったり、ボールに7~8人の選手が群がったり、攻撃時なのに自陣内のゴールの近くにいたり、せっかくゴールになるボールをオフサイドポジションにいた選手が触って台なしにしたりと、予想外の試合が続出した。

こうしたカオスな展開に加え、実況と解説による"いじり"が入り、ニコ生で観覧していた人はもちろん、会場内でも笑いが起こった。しかし、そうした試合展開のなかでも、まさに"あうんの呼吸"としかいいようがない連携やパスワークによる崩しでビッグチャンスが生まれ、そして得点に至ると、感嘆の声や拍手が巻き起こり、ゲーム大会らしい盛り上がりを見せる場面も。
 

 
また、『FIFA 15』内で行われている「Gリーグ」のプレイヤーも参戦。屈強なプレイヤーで構成されたチーム同士によるガチな対戦ということもあって、華麗なテクニック、試合展開には驚きの声があがった。また、フジテレビで放送されている「めざましテレビ」のお天気キャスターの小野 彩香さんも急遽、参戦しイベントに華を添えた。
 
【小野 彩香さん】

ネットワークや機器などのトラブルのため、やや間延びする場面があったのはやや残念だったし(ネットワークを使っているため、これは仕方がない部分もある)、"ガチ勢"によるハイレベルな試合をもう少し観たいと感じたが、記者個人としては、非常に魅力を感じるイベントだった。『FIFA 15』のために、据置ゲーム機を買いたいと思ったほどである。2月1日も実施するそうなので、よかったらどうぞ。参加には整理券が必要とのこと。
 
(編集部 木村英彦)



■関連サイト
 

闘会議2015 ~ゲーム大会とゲーム実況の祭典~




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会社名
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設立
1997年8月
代表者
代表取締役社長 夏野 剛
決算期
9月
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Electronic Arts(エレクトロニック・アーツ)

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