【アプリ調査】「カジノパート」と「リゾートパート」それぞれの楽しさと相乗効果で生まれる『東京カジノプロジェクト』の魅力とは…

コロプラ<3668>は、スマートフォン向け新作アプリ『東京カジノプロジェクト』のリリースを予定している。

本作は、華やかなリゾート地を舞台にしたカジノリゾートシミュレーションゲーム。プレイヤーはリゾート島のオーナーとなり、カジノに出かけて様々なゲームに挑戦していくとともに、島の敷地に施設を建設して、リゾート地を発展させていく。「カジノパート」と「リゾートパート」という2つのパートに分かれており、「リゾートパート」で得たコインをチップに交換して「カジノパート」のゲームに挑戦、「カジノパート」で稼いだチップを「リゾートパート」の施設などと交換、といったようにそれぞれのパートがリンクしているのが特徴だ。

今回「Social Game Info」では、『東京カジノプロジェクト』を特集した連載記事を3回に渡って掲載。第2弾では、実際にプレイしてみることで感じた『東京カジノプロジェクト』の魅力をご紹介したい。

 

【開発者インタビュー】

■簡単操作だが、奥深さもあるリゾート育成

本作は、「カジノパート」と「リゾートパート」という2つのパートに分かれており、それぞれが違った魅力を持っているのだが、まずは「リゾートパート」から物語が始まる。「リゾートパート」は、いわゆる街作りシミュレーションゲームで、プレイヤーは東京湾のどこかにある島のオーナーとなり、自分の思い通りにリゾートを育成していくことになる。そのリゾートにカジノを建設し、リゾートで得た収入（カネー）を元手にしてカジノに挑戦するというのがゲームの流れだ。
 
まずはこのリゾートの育成が面白い。街作りシミュレーションとしてのやり込み要素と、見ていて楽しい箱庭的要素がうまくミックスされているのだ。ゲーム開始後のチュートリアルでは、最初に船で港へやってきた観光客を施設に誘導するためのバス路線を引いたりするのだが、これは道路上を指でなぞるだけの簡単な操作だ。だが、リゾートの規模が大きくなってくると、どう効率的に誘導するのかなどを考えたりする奥深さがある。

その一方で、観光客の様子をじっくり見ると、訪問した施設ごとに観光客のアクションが異なっていたりするのも楽しい。例えば、ハンバーガーショップから出てきた観光客はハンバーガーをパクリと食べたりといった感じだ。また、観光客たち一人一人がリゾートに満足しているかどうかも分かり、それをリゾート育成にフィードバックして、より良いリゾートの開発に取り組んでいくことになる。

リゾートが充実してくると、観光客の中にVIPが現れたりもする。VIPは、多めにお金を落としてくれるので、満足させるにはもちろんリゾートの充実が重要なポイントだ。
 

■画面をタッチするといろいろと新しい発見が！

リゾートからの収入（カネー）は、画面をタッチして回収でき、そのほかにも画面のいろいろなところを触れてみるといろいろな発見がある。例えば、多くの人にリゾートといえば…、と聞くと連想すると思われる海だが、本作は海の中も覗くことができる。海の底には宝箱があったり、嬉しい発見もあるが、サメが現れたりするハプニングも発生する。サメが現れると当然、観光客は恐れて海から遠ざかってしまうわけで、しっかりと退治しないといけない。タップしてしっかりと退治しよう！
 
また、ビーチにはゴミが落ちていたりもするのだが、綺麗なビーチの方が観光客が多く訪れるのもこれまた当然こと。画面にタッチして、しっかりとゴミを拾って、ビーチを綺麗にしておきたい。

ほかにも、遠く見える火山は、触ると噴火する。危ない！っと思いきや、噴火してきたのはカネー。ちょっと得をした気分だ。
 

■建設できる建物は約50種類、カジノでしか手に入らない建物も

リリース時点でリゾートに建設できる建物は、約50種類。ホテルやショップ、そしてカジノなどいかにもリゾートといったラインアップで、同じカテゴリの建物にも複数の種類があり、価格が高い建物ほど多くの収入（カネー）を得ることができる。

ちなみに建物にはレベルがあり、それぞれの建物のレベルをMAXまで上げるとアバターが1体開放される。つまり、少なくとも約50種類のアバターを入手するチャンスがあるわけだ。アバターはカジノパートで使用でき、ちょっと変わったアバターを手に入れられれば、なんとなく自慢したくなりそうだ。
 
また、逆にカジノでしか手に入らない特別な建物もあり、それはカジノで稼いだチップで入手することになる。

① 建物のレベルをMAXまであげ、そのアバターでカジノに遊びに行く

② カジノで稼いだチップで新たな建物を入手する

③ 新たに手に入れた建物のレベルをMAXまであげ、新しいアバターを手に入れ、カジノに遊びに行く（再び②へ）

といったようなゲーム内サイクルが、2つのパートの魅力を増してくれる。
 

■PvP、1人で勝負、いろいろな魅力が詰まった「カジノパート」

一方、ゲームタイトルに含まれる「カジノパート」は、いわゆるカジノといった感じのゲームであるルーレット、ポーカー、スロット、バカラ、ブラックジャックに加え、パターゴルフとリバーシを含めた7つのゲームを楽しむことができる。リゾートにカジノを建設すると、いよいよカジノゲームを楽しむことができるのだが、カジノ内の移動は「ぷにコン」を使って自由に歩けるようになっており、どのゲームを楽しむか、あちらこちらとうろうろ歩いて回ってみたくなる。
 
すると、カジノの奥に謎の黒服が守るVIPルームを発見！ 今は入ることができないが、いずれカジノで結果を出せば入室できるのだろうか…。

さて、そんな探索も一通り巡ったところで、実際にカジノゲームに挑戦してみる。そこで感じたことの1つがほかのプレイヤーとの対戦、勝負という要素の面白さだ。特にカードゲーム系では、勝負に乗る乗らないといった心理戦がリアルに繰り広げられる。これもPvPならではの魅力によるものなのだろう。
 
もちろんスロットやルーレットのように1人で黙々と勝負できるカジノゲームもあり、その楽しみ方は様々だ。
 

■プレイヤースキルが問われるパターゴルフとリバーシ

そして、一風変わったゲームなのが、パターゴルフとリバーシだろう。この2つのゲームは、いわゆる運の部分が大きく作用するほかのカジノゲームと比べ、まさにプレイヤーとしてのスキルが問われることになる。

この2つのゲームも1対1の対人戦が繰り広げられ、勝負に熱くなってしまう部分がある。しかも、パターゴルフはテクニック、リバーシは頭脳とそれぞれ問われるスキルが異なることも大きい。

自分の得意なゲームを見つけて、それを極めてみたり、逆にいろいろなゲームを気分によって楽しんだり、「カジノパート」だけでも幅広い楽しみ方ができるのではないだろうか。

なお、リリース後には「カジノパート」ではイベントの開催も予定されているとのこと。より熱い勝負が繰り広げられることも期待できそうだ。

カジノでの勝負を終えた後の楽しみは、その勝負の成果を手に入れることだろう。カジノで稼いだチップは景品と交換することになるが、前述のカジノでしか手に入らない建物との交換のほか、「リゾートパート」の開発エリア拡張用のアイテム（チケット）もここで入手できる。
 
つまり、「リゾートパート」を遊びつくすには、「カジノパート」での勝負に勝つ必要があるということだ。逆に「カジノパート」でじっくり遊ぶには、「リゾートパート」でしっかりと収益をあげられるようなリゾートを育成していくことがポイントとなってくる。

それぞれのパートで遊ぶだけでも楽しさが詰まっているのだが、両パートを遊ぶことでさらに楽しさが増してくることになる。
 

■事前登録件数は10万件を突破！ 追加特典も

日本では、どちらかというと馴染みの薄い「カジノ」というジャンルに挑んだ意欲作として、発表時から注目を集めている本作。カジノを楽しむ「カジノパート」の楽しさに加えて、「リゾートパート」というどちらかというと中長期で楽しめる要素と組み合わせることで、カジノに挑む動機が生まれ、じっくりとハマり込む魅力にあふれている。

また、「リゾートパート」は、どこかほのぼのとした空気が漂っており、女性層など幅広いユーザーに受け入れられやすいのではないだろうか。

ちなみに本作は、事前登録も非常に好調とのことで、事前登録件数は10万件を突破した。それを記念して、事前登録特典に当初予定されていた「限定アバター3種類」と「77,777カネー」に加えて、ゲーム内で使えるポイントである「50ダイヤ」もプレゼントされることになったという。

「カジノパート」と「リゾートパート」の2つの魅力、そして相乗効果で高まる面白さをぜひ味わってみていただきたい。