サイバーステップ、第3四半期は3500万円の営業赤字に転落…自社配信伸びるも広告宣伝費などが収益を圧迫

サイバーステップ<3810>は、この日(4月13日)、第3四半期(2014年6月~2015年2月期)の連結決算を発表し、売上高11億2100万円(前年同期比5.4%増)、営業損益3500万円の赤字(前年同期1億2600万円の黒字)、経常損益1900万円の赤字(同1億3200万円の黒字)、最終損益4100万円の赤字(同9100万円の黒字)となり、増収・赤字転落となった。

 


オンラインゲーム『鬼斬』の国内外での展開を進めるとともに、スマホでも遊べるクレーンゲーム『トレバ』などの配信を行った。ロイヤリティ等売上高が28.6%減の8800万円となる一方、自社運営売上高が9.9%増の10億3300万円と伸びた。売上総利益は伸びたものの、広告宣伝費などの販売管理費が膨らんだことで営業損益段階から赤字となったという。最終損益については、海外からのロイヤリティ収入に係る外国税額について控除しきれない金額が発生し、法人税等が2100万円の計上された。



■2015年5月期の見通しは非開示

2015年5月期の業績予想は非開示。事業環境の変化が激しい事、海外に複数の地域連結子会社があり、事業環境を予想することが困難であるため、と説明している。
サイバーステップ株式会社
https://corp.cyberstep.com/

会社情報

会社名
サイバーステップ株式会社
設立
2000年4月
代表者
代表取締役社長 佐藤 類
決算期
5月
直近業績
売上高74億1600万円、営業損益13億5300万円の赤字、経常損益14億8800万円の赤字、最終利益20億9700万円の赤字(2022年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3810
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