東映アニメ、15年3月期の営業益予想を32億円→39億円に上方修正…映画『ドラゴンボールZ』製作収入や中国向け映像配信が好調、ゲームアプリも寄与

東映アニメーション<4816>は、この日(4月27日)、2015年3月期の連結業績予想を上方修正し、売上高を従来予想の270億円から300億円に、営業利益を32億円から39億円に、経常利益を35億円から39億円に、最終利益を23億円から24億円にそれぞれ引き上げた。

従来予想からの修正率は、売上高が11.1%増、営業利益が21.9%増、経常利益が11.4%増、最終利益が4.3%増となる。一転して、増収・営業増益となる見通しとなった。

 


同社では、上方修正の理由について、4月18日公開の劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』 の製作収入を前倒しで計上したことや、中国向けを中心とした複数作品の映像配信権の販売が前回発表時の見通しを上回って好調に稼動したことに加え、国内向けのアプリゲームが引き続き堅調に推移したため、と説明している。
東映アニメーション株式会社
http://corp.toei-anim.co.jp/

会社情報

会社名
東映アニメーション株式会社
設立
1948年1月
代表者
代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
決算期
3月
直近業績
売上高874億5700万円、営業利益286億6900万円、経常利益297億9100万円、最終利益209億円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4816
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