韓国NCSOFT、2015年第1四半期の売上高が約205億円…QonQで純利益は43%減と大幅な減収減益 下半期から新作モバイルゲーム投入が本格化

韓国NCSOFTは、2015年第1四半期の決算(連結ベース)を企業サイトで発表した。売上高1,881億ウォン(約205億円)、営業利益449億ウォン(約49億円)、当期純利益356億ウォン(約39億円)だった。 前年同期比売上高と営業利益はそれぞれ6%、1%上昇しており、当期純利益は3%減少、前四半期比では売上高・営業利益・当期純利益がそれぞれ20%、49%、43%減少。(※為替レートは1,000ウォン=109.10円で計算)。

四半期の売上高を地域別に見てみると、韓国1,192億ウォン(約130億円)、北米/欧州257億ウォン(約28億円)、日本74億ウォン(約8億円)、台湾101億ウォン(約11億円)、ロイヤルティ256億ウォン(約28億円)となった。製品別では、『リネージュ』660億ウォン(約72億円)、『リネージュ2』110億ウォン(約12億円)、『アイオン』183億ウォン(約20億円)、『ブレード&ソウル』268億ウォン(約29億円)、『ギルドウォーズ2』200億ウォン(約22億円)、『ワイルドスター』26億ウォン(約2億8000万円)、その他カジュアルゲームなどが178億ウォン(約19億円)を記録した。なお、『ブレード&ソウル』は台湾で成果をおさめ ​​、前年同期比実績成長を示した。
 
 

▲地域別の売上高(左グラフ)、タイトル別の売上高(右グラフ)

同社は第1四半期にネットマーブルゲームズとの協力関係を構築、エントリーブソフ​​トの新作モバイルゲームのリリースを介してモバイル競争力強化に力を注いだ。PCオンラインIPを活用したモバイルゲームも開発中だ。NCSOFTのユンジェス最高財務責任者(CFO)は「次期PCオンラインゲームの『MXM』、『ギルドウォーズ2』拡張パック、『リネージュエターナル』の開発が順調に進行中」とし、「下半期からモバイルとPCオンライン新作発売を本格化する計画だ」と話した。

 
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