アイフリークHD、15年3月期は減収・営業黒字に転換 EC子会社の売却と固定資産の減損で最終は赤字に

アイフリークホールディングス<3845>は、5月15日、2015年3月期の連結決算を発表し、売上高10億3800万円(前の期比26.4%減)、営業利益1300万円(前の期3億7500万円の赤字)、経常利益1500万円(同3億8400万円の赤字)、最終損益3100万円の赤字(同6億1600万円の赤字)だった。
 

電子絵本商品やデコレーションメール・スタンプの素材を提供するモバイルコンテンツ事業のセグメント利益が218%増と大きく伸びたことが主な要因。Eコマース事業については、赤字幅が縮小したものの、事業から撤退した。アイフリーク プロダクツ セールスを15年2月に売却した。最終赤字になったのは、収益性の低下した固定資産の減損と、EC事業からの撤退に伴う関係会社整理損を特別損失として計上したことによる。



■2016年3月期の見通し

2016年3月期は、売上高7億5000万円(前期比27.8%減)、営業利益1000万円(同26.9%減)、経常利益500万円(同68.5%減)、最終利益200万円(黒字転換)を見込む。アイフリーク プロダクツ セールスが連結から離脱することに伴い、売上高は大きく減少する見通し。