コロプラ、『蒼の三国志』で国づくりの全面刷新や修練所の導入など大型アップデートを実施…担当プロデューサーにリニューアルポイントを聞く



コロプラ<3668>は、5月28日より、『軍勢RPG 蒼の三国志(以下、蒼の三国志)』の大型アップデートを実施することを明らかにした。国の仕様を大幅に変更するほか、列伝(クエスト)のリニューアルや新能力「秘技覚醒」の追加など大掛かりなアップデートとなっている。具体的にどういった点が変わるのか。今回、蒼の三国志』の担当プロデューサーにインタビューを行い、今回のアップデートのポイントについて語ってもらった。


 
<蒼の三国志プロデューサーに聞くアップデートのポイント>

―――:よろしくお願いいたします。今回のアップデート内容を教えてください。

内政機能である「国」のリニューアルを行うほか、武将の新能力「秘技覚醒」の追加、「列伝」にミッションと裏章の追加などを行います。かなり大掛かりなアップデートで、これまでに実施したオンライン対戦や協力プレイの実装と同じくらいの重要なものと考えています。これまでは新しく機能を追加したのに対し、今回は既存の機能をリプレースして、これまでとは違った遊びを提供するものです。

―――:まず、目玉となる内政要素のアップデートで変わるところを教えて下さい。

一番の大きな変化は、土地が前よりもはるかに大きくなり、建物を自由に動かせるなど自由度が上がります。これまでは決められた場所にしか設置できませんでしたが、今回は『Clash of Clans』や『ランブル・シティ』などのように、土地が広がった分だけ自由に施設が置けるようになりました。これまで新しい建物が入ったのに土地が少なくて建てられない、といったお叱りをいただくこともありましたが、今回のアップデートで解消できるかと思います。

さらに、追加要素として「道」も追加します。これまでは空いた土地に建物を設置していけば効果を発揮していました。今後は、きちんと道をつなげて住民の往来ができるようにしたうえで、道に面したところに建物を設置しないと、建物が効果を発揮しません。道が新しく入ったことで、シティビルディング的な要素が強化され、自分だけの個性的な国づくりが楽しめるようになります。


 
▲左が従来版、右が新バージョンとなる。従来は空き地に建物を置くだけだったが、今回のリニューアルによって道が導入されたほか、建物の設置の自由度が増した。これによって、従来に比べて自由度が上がり、自分らしい国づくりができるようになった。


―――:なるほど。これ以外に追加される要素はあるのでしょうか。


国づくりでもう一つ追加されるのは木や岩などの障害物です。国力(レベルに相当)が一定に達すると、自分の領地が広がりますが、アップデート以降、国力が上がると、木や岩といった障害物が出てきます。これを撤去してくと、広がった領地が使えるようになります。こういった障害物は、国づくりにとって邪魔なものでは決してなく、撤去することで資材にすることもできます。自分で開拓することも楽しみになります。しばらくログインしなかったりすると木が勝手に生えてきますので、伐採して国を発展させる資材にする…といったことも可能です。

 
▲国力(レベル)が上がって領地が広がったり、一定時間アクセスしないと、領地内に木や岩が出てくる。撤去することでその土地に建物が建てられるだけでなく、資材として国づくりに利用することができる。


―――:国の仕様が大きく変わるわけですが、これまでプレイしていた人はどうなりますか? 国力が1に戻る、建物がなくなるといったことはあるんでしょうか?

それは絶対にありません(笑) 「龍玉」で購入していただいた建物もありますし、これまで育てて愛着のある建物もお持ちでしょうから。まず、従来から遊んでいた方は、アップデート後にゲームを開始すると、国から建物がいったん保管庫に移され、お城だけが建っている状態になります。そこでチュートリアルが始まりますので、新しい国づくりの仕方を体験してもらえればと思います。国力の高い人の場合、ゲーム開始後、木や岩などを撤去していけば、領地がすぐに広がっていきます。おそらく国力100レベルであれば1~2時間あれば、元通りになるでしょう。そして、伐採や道などを利用しながら、自分だけの国づくりを追求していただければ、と考えています。


 
■迎撃部隊同士によるマッチングバトル「修練所」を追加

―――:これまで遊んでいた人も安心ですね。国づくりがこれまで以上に楽しくなりそうですね。

それと、国に新たに「修練所」という機能も追加されます。これも今回のアップデートの目玉です。自分の部隊を遠征に出して、一定時間経過すると結果によって、金や資材が獲得できるというものです。修練所に自分の迎撃編成をセットすると、数時間後に他のプレイヤーとの迎撃部隊とバトルを行い、勝てば資材を多く持ち帰ってきます。逆に負けてしまった場合は特にペナルティはなく、少しですが資材を持ち帰ってきてくれます。あくまで「修練」ですから。

―――:バトルをする相手は選べるのですか?

自動的にマッチングしますので、戦う相手は選べません。国力や戦績などに応じて、初級・中級・上級・覇王級とランク分けを行い、プレイヤーは、自由に選べます。確実に勝ちたい場合は初級を選んでいただくと勝てる確率は上がりますが、初級の方に嬉しいアイテムしか手に入りません。覇王級だと勝つのが難しいかわりに見返りも大きくなります。

 
▲国の中に建っている「修練所」をタップすると、修練所の中に移動することができる。リニューアル後、「飯」を消費して、あらかじめセットした迎撃部隊を出撃させることができる。出撃した部隊は、一定時間経過すると戻ってきて、資材や金を持ち帰ってくる仕組みで、最大10戦までセット可能だ。各出撃は、初級・中級・上級・覇王級から選べ、戦うクラスが上になるほど報酬も良くなっていく。


―――:修練所を入れた理由を教えて下さい。

今回のアップデートの趣旨は、「国」の遊び方を広げることです。そして武将がバトルにしか使うことができなかったため、国でも使えるようにしたいと考えました。そこで思いついたのが今回の修練所となります。イメージとしては『プロ野球PRIDE』のペナントレースのようなシステムをイメージしてもらうと良いかと思います。より強力なデッキを構築した国が有利となります。

同時に他のプレイヤーとバトルを行なって資材を奪い合う「決戦」も変更します。決戦への参加が任意となります。この結果、「決戦」に参加する人が減る可能性があります。そこで、スムーズに対戦できるよう、対戦相手として「暴走武将」を新しく導入しました。「修練所
」でトップランクの迎撃編成の方を「暴走武将」として表示するものです。「暴走武将」は、あくまで上位プレイヤーの迎撃編成を使った架空の武将ですので、負けたとしても資材・金は奪われません。したがって、「決戦」では、決戦に参加しているプレイヤーだけでなく、「暴走武将」とも対戦できます。

修練所
とともに決戦の仕様を変更したのは、お客様の中には「資源を奪いたくないけど、奪われたくない」という方や、1人でマイペースで遊びたいという方もいらっしゃるからです。奪い合いに参加したくないという方は「修練」でコツコツと遊んでいただくと良いでしょう。逆に他のプレイヤーと奪い合いをしたい方は「決戦」やオンライン対戦が最適です。修練所はあとは余った「飯」(スタミナ)を有効利用したいという方にも良いでしょうね。


 
■「秘技覚醒」は武将の能力を底上げする要素に

―――:話を進めますと、冒頭にちらっと話「秘技覚醒」とはなんでしょうか?

武将には奥義と総大将奥義がありますが、武将に新しいアビリティを追加するというものです。『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』などにもある潜在能力の開放機能とほぼ同じものとお考えください。「秘技」は、既存のS以上の武将はほぼすべて網羅し、そして、一部RRの武将にも導入したいと考えています。

―――:「秘技」とはどういうものを思い浮かべればいいでしょうか?

例えば、HPの最大値アップや、初回のみ奥義ポイント減少、奥義範囲の拡大といったアビリティが用意されています。そして、それを獲得するにはどうすればいいかというと、強化したい武将と、秘技を覚醒する「秘鳥(ひちょう)」と合成することで、武将の持つ秘技が使えるようになります。「秘技」を多く持っているキャラもいれば、少ないキャラもいますが、武将の能力が確実に上がる要素ですので利用しておいて損はないはずです。この機能を通じて、武将の個性を引き立たせるものにしたいですね。

―――:どのくらい能力が上がるのでしょうか?

アビリティによって異なりますので、一概にはこのくらいとはいえませんが、すくなくとも「焼け石に水」といった上がり方はしません。しっかりと能力が底上げされますので、秘技覚醒させてよかったと思えるようなものになるはずです。能力の上がり方は様々で、上がり方の少ないキャラもいますが、その場合は秘技覚醒が多めに付いているなどの対応はしたいと考えています。弱いキャラでもそれなりに強くなるものにしたいですね。

―――:素朴な疑問ですが、「秘鳥」はどうやって手に入れるのでしょうか?

普通にプレイしていれば手に入るようにします。まず、「秘鳥」の説明からしておきますと、属国ごと、つまり、魏・呉・蜀・漢に対応した「秘鳥」がそれぞれ用意されています。ゲームログイン時にそれぞれ1枚ずつプレゼントします。キャンペーンなどで行われる外伝などでも手に入るようにします。「秘技覚醒」は、レベルを上げなくてもすぐに使えますので、初心者の方から上級者の方までどんどん利用してもらえればと思います。

 
▲奥義と総大将奥義につづいて追加された新能力「秘技覚醒」。武将の能力を引き上げる要素だが、それには「秘鳥」(画像)が必要になる。秘鳥は、ログインボーナスや任務達成などから入手できるという。普通にプレイしていれば手に入るようだ。「秘技覚醒」は、S以上の武将ほぼ全員と、一部RRの武将にも実装したいとのこと。


 
■「列伝」をリニューアル…裏章や任務の追加など

―――:このほかの注目ポイントでは。

「列伝」(メインクエストに相当)も一新するほか、新たに「任務(ミッション)」や「裏章」を追加します。『三国志』の物語は、後漢から三国時代を経て、蜀と呉が滅亡し、魏が晋になって物語が終わります。当初は、晋のストーリーも考えましたが、このゲームはあくまで「三国志」がモチーフのゲームです。そうなると、いままでクリアしたところも再度、遊んでいただきたいと思いました。

ただ、全く同じ遊びでは意味がありませんので、ステージの背景を一新することに加え、武将の強さが変わったり、新兵種も登場したりします。アップデート後になりますが、これまでにもなかったようなギミックのマップを用意します。例えば、蜀の南征ではジャングルのようなステージを用意して、動き回れる範囲で樹木があって、そこに隠れて伏兵などもできるようにします。あとは毒沼のようなものを用意して、そこに触れるとHPが減るといった要素です。


 
▲一新された戦闘フィールド。


また「列伝」には、シナリオに沿ったキャラクターや、三国志に沿ったプレイをすると「任務」が達成されるようにします。赤壁の戦いでは、魏 対 呉・蜀の連合軍だとすると、呉で挑んでクリアしたり、火計に成功させたりするとミッション達成となります。3つ用意されており、それをすべてクリアすると裏章が開放されます。裏章では、逆に魏側に立って呉・蜀と戦うといった内容になります。裏章にもミッションが用意されています。

―――:裏章の難易度はあがるのでしょうか?

もちろん、裏章ですので、難易度は上がります。ただ、序盤はそれほどでもなく、徐々に上がっていくことになるでしょう。先に進むと、きちんと準備して臨まないと、上級者でもミッションが達成できないですし、場合によっては負けてしまうこともあるでしょう。編成も敵の状況を見て工夫することで活路が見えてくることもあるはずです。

―――:召喚(ガチャ)の演出も変わるそうですね。

はい。全く変わります。スワイプしたり、連続タップをしたりとインタラクティブな召喚演出となっています。お金を使ってくださっているお客様にとって演出も一つの遊びです。これまでも演出はしっかりとつくっていましたが、そろそろ新しい演出にしたいと考えていました。

 
▲従来のガチャ演出(前)と新しいガチャ演出(後)。従来はタップして中身を開けるものだったが、今回は連続でタップしたり、スワイプ操作をして中身を開けたりするなどインタラクティブ性の強い演出となっている。


―――:このほかのお楽しみポイントはありますか?

リニューアルに際して、リニューアル記念外伝のようなものも用意していますので、ぜひプレイしてください。

―――:最後に今後の展開を教えて下さい。

国をリニューアルしましたが、まだ入れ物を作った状態にすぎず、もっともっと楽しめるようにしたいと考えています。例えば、道にレベルの概念を入れて、レベル上げていくと、さらにいいことがあるように、といったことです。これ以外には、列伝に新しいステージギミックを投入したり、共闘のボスも増やしたり、といったこともしたいですね。特に共闘のボスは、いまのところ虎以外いないので、弱点を研究しないと倒せないようなボスも登場させたいと考えています。『蒼の三国志』の今後の展開にぜひご期待ください。​
 
(編集部 木村英彦)


 
■『軍勢RPG 蒼の三国志』
 

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株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
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