【イベント】チケット即完売…『Tokyo 7th シスターズ』の1st Live公演は大成功! 1stシングルやコミカライズも決定…来るぞ『ナナシス』旋風



Donutsは、2015年5月31日、Zepp Tokyoにおいて、iOS/Android向けアイドル育成リズム&アドベンチャーゲーム『Tokyo 7th シスターズ』(略称『ナナシス』)の1st Live公演「Tokyo 7th シスターズ 1st Anniversary Live 15'→34' ~H-A-J-I-M-A-L-I-V-E-!!~」を開催した。

本作は西暦2034年の“アイドル氷河期と呼ばれる時代”に、次世代アイドル劇場型スタジオ「スリーセブン(通称ナナスタ)」の二代目支配人となり、新たなアイドルを育て、プロデュースしていくゲーム。2015年5月20日にはユニットが歌唱した楽曲を収録した1stフルアルバム「H-A-J-I-M-A-L-B-U-M-!!」をリリースしている。この1stライブには全8組のユニットが出演した。

当日は、様々なメディアミックスプロジェクトの発表に加え、ファンの熱気に包まれた1st Live公演の模様をレポートしていく。

【ライブイベント詳細】
イベント名:Tokyo 7th シスターズ 1st Anniversary Live 15'→34' ~H-A-J-I-M-A-L-I-V-E-!!~
日時:2015年5月31日(日)16:00開場 / 17:00開演
会場:Zepp Tokyo (東京都江東区青海1-3-11)
出演(敬称略):
篠田 みなみ(春日部ハル 役)、高田 憂希(天堂寺ムスビ 役)、加隈 亜衣(角森ロナ 役)、
中島 唯(野ノ原ヒメ 役)、井澤 詩織(芹沢モモカ 役)、清水 彩香(臼田スミレ 役)、
道井 悠(神城スイ 役)、今井 麻夏(久遠寺シズカ 役)、大西 沙織(アレサンドラ・スース 役)、
中村 桜(晴海サワラ 役)、高井 舞香(晴海カジカ 役)、桑原 由気(晴海シンジュ 役)、
長縄 まりあ(佐伯ヒナ 役)、吉岡 茉祐(鰐淵エモコ 役)、秋奈(空栗ヒトハ/フタバ 役)、
水瀬 いのり(七咲ニコル 役)、渕上 舞(羽生田ミト 役)、前田 玲奈(御園尾マナ 役)、
黒瀬 ゆうこ(寿クルト 役)、川崎 芽衣子(若王子ルイ 役)、辻 あゆみ(遊佐メモル 役)


 

■チケット即完売! 2,000人以上の支配人が記念すべきライブに集う




開演前には、次世代アイドル劇場型スタジオ・スリーセブン初代支配人(声:藤原啓治さん)がライブの注意事項を読み上げるサプライズで、早くも会場は歓声に包まれた。初代支配人が「私が誰だか分かるかな?」という質問に対し、観客全員が声を揃えて「ひろしー!」とまさかの他作品のキャラクターを叫びながらも、妙な一体感が生まれた。

次にオープニングムービーが流れ、そのあと“777☆SISTERS”の12人のバックステージの様子へと切り替わった。12人は円陣を組むと「ナナシスー!ファイトー!」「オー!」と力強く気合い入れ。ミラーボールが回り、青白い光が照らされるなか12人がステージに登場するとこれまでにない歓声が沸いた。

オープニングは12人の声が美しく重なるポップなデジタルナンバー「H-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A-!!」。キャノンが打ち上がり、華やかなステージのなか12人が曲を完走してステージから去ると、「テメーラァ! げんきですかーッ!? セブンスライブはっじまっるよーッ!!」と水瀬いのりさん(七咲ニコル/六咲コニー役)の声が響き渡り、ステージ中央よりセブンスシスターズの面々が現れると歓声が沸く。軽快なダンスナンバー「Sparkle☆Time!!」にフロアも大いに揺れる。



ステージに残った水瀬さんが「おいでー!」と777☆SISTERSをステージに呼び込み、「支配人のみなさん、こんばんは! 1st Anniversary Live 15'→34' ~H-A-J-I-M-A-L-I-V-E-!!~ へようこそ!」と挨拶をすると、フロアからは大きな拍手が。当日は2,000人以上の支配人が来場し、かつ第一回目にしてチケットの応募数がそれ以上にあったことに感謝を述べ、「これは次回も期待しちゃっても良いんじゃないかな?」と早くも次の開催に意欲を示した。続いて777☆SISTERSの自己紹介タイムに突入し、水瀬さんを皮切りに、全員が個性溢れるMCを展開した。

そして、水瀬さんが「みんなでもう一度、会場の皆さんにウェルカムを言いたいと思います!」と言い、全員が「支配人さん!ようこそ、ハジマライブへ!」と叫ぶと場内が暗転。再びステージにスポットライトが照らされると、そこにはNI+CORAのふたりである天堂寺ムスビ役の高田憂希さんとアレサンドラ・スース役の大西沙織さんがスタンバイ。ふたりの「ニ・コ・ラ」の台詞を合図に「オ・モ・イ アプローチ」が始まった。



曲が終わるとふたりはフリートークを展開するも、じつはトークの内容を全く考えていなかったことを言及。しかし、ふたりの軽快かつフリーダムなトークで会場は笑いに包まれた。その後は新曲「Girls Talk!!」について話し、楽曲内の振り付けをレクチャーし、高田さんが「みなさん一緒にやってください!」とポップなバンドサウンドの同曲を披露。振り付けはもちろん、合いの手も入るなど、NI+CORAのキュートな魅力が場内を包み込んだ。

NI+CORAがステージから去ると、代わって現れたのは道井遥さん(神城スイ役)、清水彩香さん(臼田スミレ役)、今井麻夏さん(久遠寺シズカ役)によるSiSHの3人。爽快なハウスナンバー「AOZORA TRAIN」を披露すると、アットホームなMCを繰り広げる。



清水さんが「可愛い曲、胸がキュンキュンします。(男子の)みなさんも女の子のお願いきいてあげてくださいね☆」と言いキュートなエレクトロナンバー「お願い☆マイボーイ」で会場を沸かし、楽しいトークに興じていると、ライバルである現役女子高生バンド・4Uのメンバーがステージに乱入。

この日、九条ウメ不在の4Uは、春日部ハルを迎えてステージを展開するとのこと。ハルが「支配人さん! わたし今日はウメちゃんの分まで頑張ります!」と元気いっぱいに言うと、3人は楽器を携え、明るく力強いロックナンバー「ワタシ・愛・forU!!」「Hello...my friend」を全力で届けた。



続いてステージには中村 桜さん(晴海サワラ役)、高井舞香さん(晴海カジカ役)、桑原由気さん(晴海シンジュ役)の晴海三姉妹によるサンボンリボンの3人が登場し「Clover×Clover」「たいくつりぼん」を立て続けに披露。



すると長女であるサワラが「MCが本番」と言い、トークを繰り広げていると、突如ライバルユニットであるKARAKURIの秋奈さん(空栗ヒトハ/フタバ役)の声が。「晴海三姉妹さん、僕たち双子にそのステージをちょっとだけ貸してくれないか?」との要望にサンサンリボンがステージから慌てて去ると、センターから秋奈さんが登場した。「B.A.A.B.」でセクシーに魅せると、場内からは熱狂の拍手が巻き起こった。



すると「PRIZM♪RIZM」のイントロが流れ、WITCH NUMBER 4のメンバー4人がクラップと共にステージに現れた。曲間のMCでは衣装やダンスの話に花を咲かせ、中島唯さん(野ノ原ヒメ役)が「アイドルと言えばペンライト! ペンライトの色が揃ったところが見てみたいんです!」と告げる。続いての「SAKURA」ではZepp Tokyoが薄いピンク色=桜色に染まり、フロアと共に圧巻の景色を作り上げた。



WITCH NUMBER 4のあとにセブンスシスターズの6人が登場。自己紹介を行うと、突如水瀬さんがサプライズで5月28日に誕生日を迎えたばかりの渕上 舞さん(羽生田ミト役)を祝す。Zepp Tokyoの全員でバースデーソングの大合唱が起こると、場内はさらにハッピームードに包まれた。

水瀬さんが777☆SISTERSのメンバーを招き入れると、道井遥さん(神城スイ役)が「支配人さん、今日は本当にどうもありがとう」、清水彩香さん(臼田スミレ役)が「わたしたち、次の曲もココロを込めて歌います」と披露された「Cocoro Magical」ではパステルカラーの大きなバルーンがいくつも投下された。



そして残り2曲に迫り、高田さんが「支配人の皆さん、今日のライブはタイトルどおり、まだまだ始まりでしかありません。でも私たちは、今日この初めての場で、みんなに会えたこと、絶対に忘れません!」と真摯に語ると、大きな歓声が沸いた。高井さんが「次の曲は私たち777☆SISTERS 最後の曲です。だから皆さんと一緒にタイトルを叫びたいと思います。あの曲です。あの曲。わかりますねー!?」と叫ぶと、会場が一体になり「KILL☆ER☆TUNE☆R」と全力のタイトルコール。フロアの情熱的なコール&レスポンスも起こるなか同曲を力強くキュートに歌い上げる。

篠田さんが「支配人さん、本当の本当にありがとうございました!私たち、これからナナシスをもっともっーと大きくしていきます」と言い、全員が「よろしくお願いします!!」と深くお辞儀をすると、会場からは大きな声援が止まなかった。

ラストを控えてムービーが流れ、メディアミックス関連の発表がされると、オールキャストがハジマライブオリジナルTシャツ姿で登場。水瀬が「最後の曲のタイトルを日本語に訳すと『星の瞬き』です。瞬きは一瞬です。そしてナナシスのテーマも“輝ける一瞬”です。この一瞬を、皆さんと一緒にこの歌のタイトルを呼ぶ一瞬を、私たちは絶対に忘れません!」と言い、ラストはセブンスシスターズの代表的ナンバーであり、Tokyo 7th シスターズのテーマソング「Star☆Glitter」。ウェーブや大合唱が巻き起こり、総時間3時間超えの記念すべき1stライブを大団円で締めくくった。



【1stライブ・セットリスト】
1 H-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A-!! / 777☆SISTERS  
2 Sparkle☆Time!! / セブンスシスターズ 
3 オ・モ・イ アプローチ / NI+CORA 
4 Girls Talk!! / NI+CORA 
5 AOZORA TRAIN / SiSH 
6 お願い☆マイボーイ /  SiSH 
7 ワタシ・愛・forU!! / 4U
8 Hello...my friend / 4U  
9 Clover×Clover / サンボンリボン 
10 たいくつりぼん / サンボンリボン 
11 B.A.A.B. / KARAKURI 
12 PRIZM♪RIZM / WITCH NUMBER 
13 SAKURA / WITCH NUMBER 
14 Cocoro Magical / 777☆SISTERS
15 KILL☆ER☆TUNE☆R / 777☆SISTERS
16 Star☆Glitter / All Cast

 

■新情報盛り沢山! 『ナナシス』旋風はこれまでも、これからも!


会場では、Tokyo 7th シスターズは7月29日(水)に777☆SISTERSの1stシングルをビクターエンタテインメントよりリリースすることが発表された。初回限定盤には新曲2曲に加えてボーナストラックが追加される他、アナザージャケット12枚が封入されるなど豪華仕様となっている。

また、ノベライズとコミカライズのメディアミックス情報も発表。ノベライズはKADOKAWAより発行の月刊コンプティークにてスタート、コミカライズは一迅社「まんが4コマぱれっと」にて連載開始、一迅社DNAメディアコミックスからは「Tokyo 7th シスターズ コミックアンソロジー」の発売も決まった。さらに2015年夏のコミックマーケット88への出演も決定するなどファン歓喜の内容となった。

【メディアミックス情報】
①7月29日(水)に777☆SISTERSの1st Single
「タイトル未定」をビクターエンタテインメントより発売決定

2015年7月29日(水)発売
777☆SISTERS 1st Single「タイトル未定」
≪初回限定盤≫
【形態】CD / 2200円+税 / VIZL-856
【仕様】三方背スリーブ+アナザージャケット(12種封入)
【収録内容】
1.A面曲「タイトル未定」
2.B面曲「タイトル未定」
3.A面曲–OFF VOCAL-
4.B面曲‐OFF VOCAL-
※ボーナストラック収録予定

≪通常盤≫
【形態】CD / 1200円+税 / VICL-37089
【収録内容】
1.A面曲「タイトル未定」
2.B面曲「タイトル未定」
3.A面曲–OFF VOCAL- 
4.B面曲‐OFF VOCAL-

②Tokyo 7th シスターズのコミカライズ&ノベライズが決定。
※より詳しい決定内容を本番までに記入予定

③2015年夏コミへの出演が決定

【最新アルバム情報】
2015年5月20日発売(好評発売中)
Tokyo 7th シスターズ 1stフルアルバム
「H-A-J-I-M-A-L-B-U-M-!!」
価格:3,300円+税
仕様:描き下ろしジャケット、ブックレット(16頁)+CD2枚組
収録内容
[Disc.1 ]    01.H-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A-!! / 777☆SISTERS
02.Cocoro Magical / 777☆SISTERS
03.KILL☆ER☆TUNE☆R / 777☆SISTERS
04.Girls Talk!! / NI+CORA
05.SAKURA / WITCH NUMBER 4
06.お願い☆My Boy / SiSH
07.Clover×Clover / サンボンリボン
08.ワタシ・愛・forU!! / 4U
09.Hello...my friend / 4U
10.B.A.A.B. / KARAKURI
11.Sparkle☆Time!! / セブンスシスターズ
[Disc2]    01.UPDATING??SISTERS!! / 六咲コニー・777☆SISTERS




記念すべき1st Live公演は、支配人(ファン)たちの熱気に包まれて、大成功に終わった。以前『Tokyo 7th シスターズ』のプロデューサー陣にインタビュー(関連記事)させていただいた際、本作は当初からソーシャルゲームの開発ではなくて、「コンテンツ(IP)を作ろう」という考えのもと企画が立ち上がったことについて言及していた。目先の利益や数値に目を奪われず、約1年もの間、無課金で運営していた非常に珍しいタイプのゲームである。

しかし、そんな堅実な運営スタイルや多角的なグッズ展開・露出が奏功してか、着々とファンの数が増加。それは紛れもなく、支配人(ファン)たちが『ナナシス』の今後に期待しているということの表れだろう。そして、今回の1st Live公演に繋がり、見事大成功を収めた。そういう意味では、今回のライブは『Tokyo 7th シスターズ』というコンテンツが次のステージにあがる記念すべきイベントだったのかもしれない。

アイドルゲームIPは、単純そうで奥深い難解なコンテンツ。そんななか着実に成長していく『ナナシス』に、今後も注目していきたい。


■『Tokyo 7th シスターズ』
 

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