フリークアウト、第3四半期(4~6月)はQonQで売上高19%減、1億円の営業赤字に転落…米子会社事業休止で売上減少、M.T.Burnの営業赤字が響く

フリークアウト<6094>は、7月29日、2015年9月期第3四半期累計(10~6月)の連結業績を発表、売上高31億500万円(前年同期比31.2%増)、営業利益4900万円(同67.4%減)、経常利益4200万円(同69.4%減)、四半期純利益4900万円(同21.0%増)となった。
 

RTB技術及びビッグデータ解析技術をコアとするDSP事業を展開し、幅広い業種における広告主の広告効果の最大化を推進。第2四半期連結会計期間より、M.T.Burnを連結子会社化し、ネイティブ広告ネットワークに注力し、媒体社に対する収益最大化にも取り組んだ。

■四半期推移で売上高19%減、1億円の営業赤字に転落
業績を四半期推移(QonQ)で見ると、売上高は9億3400万円(前年同期比25.9%増、前四半期比19.7%減)、営業損益1億900万円の赤字(前年同期200万円の赤字、前四半期8200万円の黒字)とQonQで2ケタ減収、大幅赤字転落となっている。これは、売上高は米国子会社の事業休止による減少、営業損益は連結子会社化したM.T.Burnの営業赤字による影響がそれぞれ響いている。
 


なお、2015年9月期の連結業績予想については、4月に発表した修正予想から変更なく、売上高45億円(前期比39.5%増)、営業利益1億1000万円(同42.5%減)、経常利益1億2000万円(同30.3%減)、当期純利益9000万円(同82.3%増)の見込み