MTI、第3四半期は営業益82%増 ARPUの増加とキャリア系定額サービス関連の売上が伸長

エムティーアイ(MTI)<9438>は、7月31日、第3四半期累計(15年10月~16年6月期)の連結決算を発表し、売上高248億円(前年同期比8.1%増)、営業利益35億円(同82.7%増)、経常利益34億円(同78.7%増)、最終利益19億円(同92.6%増)だった。

 


引き続き有料会員数合計は前期末比13万人減と純減が続いたが、主力サービスで顧客単価(ARPU)の向上が図れていること、携帯キャリア系月額定額使い放題サービス向け売上高が拡大したという。利益面では粗利益の伸びに加え、販売管理費についてメリハリを効かせながら適切にコントロールしたことが奏功したとのこと。

なお、会員数は、スマートフォン有料会員は同29万人像の569万人、フィーチャーフォン有料会員は42万人減の204万人だった。スマートフォンは3月のプロモーションを展開したが、スマートフォン販売が閑散期だったこともあり、3月末との比較では純減になった、としている。


 
■2015年9月通期の見通し

続く2015年9月通期は、売上高340億円(前期比9.7%増)、営業利益42億円(同64.2%増)、経常利益41億円(同63.5%増)、最終利益22億円(同69.7%増)を見込む。

 
株式会社エムティーアイ(MTI)
http://www.mti.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エムティーアイ(MTI)
設立
1996年8月
代表者
代表取締役社長 前多 俊宏
決算期
9月
上場区分
東証プライム
証券コード
9438
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