8月6日の主なネット・ゲーム関連企業の決算発表…スクエニHDとコナミが第1四半期、KLabとモブキャストが第2四半期決算を発表

8月6日の主なネット・ゲーム関連企業の決算発表は、以下の通り。ゲーム関連では、スクウェア・エニックスHD<9684>とコナミ<9766>が第1四半期(4~6月)、KLab<3656>とモブキャスト<3664>が第2四半期(1~6月)決算を発表する。

スクウェア・エニックスHDは、2015年3月期の売上高が前々期比8.3%増、営業利益が同55.8%増となったのに続き、2016年3月期も幅を持たせた予想ながら売上高2000~2200億円(前期比19.1~31.0%増)、営業利益170~250億円(同3.2~51.7%増)と増収増益が続く見通し。特にデジタルエンタテインメント事業については、今期の予想を売上高1570億円(前期比40.3%増)、営業利益235億円(同35.8%増)としており、高成長が持続する計画となっている。そのけん引役となりつつあるネットワークコンテンツは、直近も『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』や『スクールガールストライカーズ』『ファイナルファンタジー レコードキーパー』『乖離性ミリオンアーサー』などのスマートデバイス向けタイトルが好調を維持しており、第1四半期が計画対比でどのくらいのスタートになったのかをまずは確認したい。

また、KLabは、直近は新作『BLEACH Brave Souls』が好スタートを切っているが、本作は7月23日のリリースということで、業績面に寄与してくるのは早くても第3四半期以降となる。そのため、おそらく発表される第2四半期(4~6月)の業績は、第1四半期の決算説明会でも説明されていた通り、ボトムとなる数字が出てくる可能性が高いだろう。ただ、注目のポイントは決算と同時に開示されると思われる第3四半期の業績予想で、特に第3四半期期間(7~9月)にどのくらいの数字を見込んでいるのかは気になるところだ。

 
コード 会社名 決算期末 種別
2454 オールアバウト 3月 1Q
3656 KLab 12月 2Q
3664 モブキャスト 12月 2Q
3698 CRI・ミドルウェア 9月 3Q
3834 朝日ネット 3月 1Q
4755 楽天 12月 2Q
7860 エイベックスGHD 3月 1Q
7867 タカラトミー 3月 1Q
9468 KADOKAWA・DWANGO 3月 1Q
9684 スクウェア・エニックスHD 3月 1Q
9766 コナミ 3月 1Q
9984 ソフトバンクグループ 3月 1Q
KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
企業データを見る
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
https://www.hd.square-enix.com/jpn/

会社情報

会社名
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
設立
1975年9月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
決算期
3月
直近業績
売上高3432億6700万円、営業利益443億3100万円、経常利益547億0900万円、最終利益492億6400万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9684
企業データを見る