アップシーエム、テレビCMとスマホ動画の広告効果を測定するサービスを開始


メディアシーク<4824>は、スマートフォン向け動画広告配信プラットフォーム「App-CM」を運営する子会社アップシーエムがスマートフォン向け動画広告を視聴したユーザーの好感度や認知度、購買意欲等をテレビCMと比較分析して広告主にレポートする「クロスメディア・ブランドリフト測定サービス付き」動画広告パッケージの提供を開始した。

テレビCMとスマートフォン動画広告のクロスメディアによるブランドリフト計測サービスの展開は国内初の試みとなる。例えば、テレビCMとスマートフォン動画など、複数のメディアを組み合わせて広告展開を行った場合の広告効果をデータとして広告主にフィードバックすることにより、より効果的な広告出稿を支援するという。

テレビからスマートフォンへ急速にシフトする国内広告市場で、スマホ向け広告出稿が急拡大を見せているものの、その広告効果を測定・分析するためのサービスは不十分だった。例えば、すでに多くのテレビCMを展開する大手企業が、テレビCMに加えスマホ動画を配信する場合、それにより、どれだけ消費者の認知度や好感度、購買意欲等が変化するか、その広告効果を定量的に計測することは困難だった。

今回、マクロミル社の分析サービス「AccessMill(アクセスミル)」を活用することで、スマホ向け動画広告の配信に加え、例えばテレビCMのみ視聴した消費者と、テレビCMに加えスマホ動画も視聴した消費者で、商品に対する認知度や好感度、購買意欲等がどれだけ異なるか、その広告効果について測定結果を広告主にフィードバックする。