ネクソン、米独立系ゲーム開発スタジオRespawnと『Titanfall』を題材とした複数の新作モバイルゲームについてのパートナーシップ契約を締結


ネクソン<3659>は、10月30日、連結子会社NEXON M, Inc.(所在地:米国カリフォルニア州)が、独立系ゲーム開発スタジオであるRespawn Entertainment(所在地:米国カリフォルニア州、以下:Respawn)と、壮大なSFの世界観が特徴的な『Titanfall』を題材とした複数の新作モバイルゲームの提供に向け、パートナーシップ契約を締結したことを発表した。

今回のパートナーシップ締結に際し、ネクソンとRespawnは新作タイトルの開発を担当するParticle Cityに対して共同で投資した。今後展開予定の複数のゲームに対するパートナーシップにおいて、ネクソンは『Titanfall』のモバイルゲームの独占的グローバル配信権を獲得し、3社の協業による第一弾タイトルは、2016年にiOS及びAndroid向けにグローバルで配信開始を予定している。

▼ネクソン代表取締役社長 オーウェン・マホニー氏コメント
「『Titanfall』のプレイヤー及びファンとして、Respawn の優秀なチームと協業し、『Titanfall』の世界をモバイル及びタブレット端末向けに提供できることを嬉しく思います。パートナーである Respawn 及び Particle City と密に連携を取りながら、成功した原作同様に、多くのモバイルユーザーに『Titanfall』の豊かな世界観をお届けしたいと思っております」

Respawn及びParticle Cityとの今回の協業は、ネクソンの一連のグローバルパートナーシップにおける最新の事例となる。2015年7月にネクソンはRespawn及びElectronic Arts. Incとパートナーシップ契約を締結し、数々の受賞歴を誇る人気FPSゲーム『Titanfall』のPCオンライン版の開発及びアジア地域での配信を発表した。また、同年4月には、『Civilization II』及び『Rise of Nations』を手掛けた、24年のキャリアを持つ伝説的開発者ブライアン・レイノルズ氏とティム・トレイン氏が共同で創業したビッグ・ヒュージ・ゲームズが開発するモバイル向け歴史ストラテジーゲーム『DomiNations』(日本サービス名:ドミネーションズ -文明創造-)の配信を開始した。そのほか、直近ではクリフ・ブレジンスキー氏及びアルジャン・ブリュシー氏が共同設立したボス・キー・プロダクションズの処女作となる『LawBreakers』の詳細を発表した。

▼RespawnのCEO兼共同設立者 Vince Zampella氏コメント
「ネクソンとのパートナーシップは、我々にとって非常に重要だ。ネクソンの比類なきパブリッシング力及びF2P(基本プレイ無料)のノウハウにより、世界中の新たなユーザーに『Titanfall』を届けることが可能になりました。『Titanfall』の世界観をより多くのプレイヤーにお楽しみいただくべく、他に類を見ない独自性あるゲームプレイを特徴とする新作ゲームの開発に向け、Particle Cityと密接に協力してまいります」

Particle Cityは、ゲーム業界のベテランであるLarry Pacey氏及びRespawnのCEO Vince Zampella氏により、2015年に共同で設立された。新作の開発はPacey氏が指揮をとり、Zampella氏はクリエイティブアドバイザーとして開発に携わっている。

今回のパートナーシップにより、ネクソンとRespawnは『Titanfall』のIPを活用し、約300億ドルの市場規模を誇る世界最大のゲームプラットフォームであるモバイルゲーム市場に、高品質なゲーム体験を届ける。革新的なFPSゲームとも名高い『Titanfall』は、2013年のE3において100以上のノミネート及びE3 Critics’ Awardsの6部門を含む60以上の賞を受賞し、最多受賞記録を達成するという偉業を成し遂げたゲーム。また、同作はゲームレビューサイト「Metacritic」にて、2014年にリリースされたXbox Oneゲームの中で、評価ランキング第3位にランクインしている。
株式会社ネクソン
http://www.nexon.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ネクソン
設立
2002年12月
代表者
代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
決算期
12月
直近業績
売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3659
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