アクセルマークが急反落し、2000円割れ…東証全体の値下がり率4位に 2015年9月期決算の最終赤字拡大を嫌気

アクセルマーク<3624>が3日ぶりの急反落となり、2000円台を割り込んだ。11時30分現在で東証全体の値下がり率4位となっている。

11月2日に2015年9月期の連結業績予想の修正を発表しており、売上高、営業利益、経常利益は『キングダム -英雄の系譜-』の好調や広告事業の売上回復により、上方修正されたものの、最終赤字が従来予想の6700万円から1億3000万円に拡大したことが嫌気されている。5日に予定されている決算発表への警戒感も強まっているもよう。

なお、同社は、このところ電通<4324>と共同でのスマートデバイス向け広告サービスなどを材料に大きく買われていただけに、一気に利益確定売りが進む形となっているようだ。
 
 

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アクセルマーク株式会社
http://www.axelmark.co.jp/

会社情報

会社名
アクセルマーク株式会社
設立
1994年3月
代表者
代表取締役社長 松川 裕史
決算期
9月
直近業績
売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3624
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