11月12日の主なネット・ゲーム関連企業の決算発表…モブキャストとアエリアが3Q、オルトプラスとイグニスが9月本決算を発表

前四半期に7四半期ぶりの増収に転換するなど変化の兆しを見せたのがモブキャストだ。2014年から続いていた減収トレンドにようやく底が見えてきた格好だが、その一方で前四半期は赤字幅が拡大した。これは『【18】（エイティーン） キミト ツナガル パズル』や『爆走！モンスターダッシュ』に対する先行投資部分が強く影響したものだが、今回発表される第3四半期決算では増収トレンドの継続や、赤字幅縮小もしくは黒字転換ができているのか注目したい。

また、イグニスは、10月16日に業績予想の上方修正を発表しており、『ぼくとドラゴン』の売上の順調な推移で業績が予想より早く立ち直りつつあることが評価のポイントだ。『ぼくとドラゴン』は繁体字版の配信も開始となったが、果たして今期の業績をどこまでけん引していくことができるのか、しっかりと確認したい。

 

コード	会社名	決算期末	種別
2477	比較.com	6月	1Q
3664	モブキャスト	12月	3Q
3672	オルトプラス	9月	本決算
3689	イグニス	9月	本決算
3698	CRI・ミドルウェア	9月	本決算
3710	ジョルダン	9月	本決算
3723	日本ファルコム	9月	本決算
3758	アエリア	12月	3Q
4295	フェイス	3月	2Q
6033	エクストリーム	3月	2Q
6038	イード	6月	1Q
6176	ブランジスタ	9月	本決算
6791	日本コロムビア	3月	2Q
9467	アルファポリス	3月	2Q
9468	カドカワ	3月	2Q