【ゲーム株概況(11/11)】繁体字版『ぼくとドラゴン』配信開始のイグニスが大幅高 海外版3DS用『ラングリッサー』材料にエクストリームも高い

11月11日の東京株式市場では、日経平均株価は6日続伸となり、前日比20.13円高の1万9691.39円で取引を終えた。朝方は前日までの5日続伸の過熱感から利益確定の売りが優勢な展開だったものの、一巡後は値を戻し、後場に入ると中国経済への懸念が若干後退したことも相まってプラス圏での推移が続く展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、イグニス<3689>が大幅高した。イグニスは10日に『ぼくとドラゴン』の繁体字版を台湾・香港・マカオ市場向けに配信開始(関連記事)したと発表したことなどが好感されたようだ。

また、ニンテンドー3DS用ソフト『ラングリッサー リインカーネーション‐転生‐』の海外版に関するライセンス契約を締結したと発表したエクストリーム<6033>も買われたほか、enish<3667>やガーラ<4777>、ケイブ<3760>なども高い。

さらに前日に韓国EYEDENTITY MOBILEとスマートフォンゲーム『ポケット遠征隊』(日本サービス名:未定)の日本における独占ライセンス契約を締結したと発表し、ストップ高したコムシード<3739>は連日のストップ高となった。

半面、前日は発表された決算内容を好感して買われたクルーズ<2138>は利益確定の売り物に押され、グリー<3632>やモブキャスト<3664>などもさえない。


■関連銘柄
株式会社イグニス
http://1923.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社イグニス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
決算期
9月
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