【ゲーム株概況(1/5)】方向感を欠く中でenishやアエリアが買われる コナミHDなど大手ゲームの一角も堅調 マイネットは続落で2000円割れに

1月5日の東京株式市場では、日経平均株価は続落し、前日比76.98円安の1万8374.00円で取引を終えた。前日の500円超の下げに対する反動の動きなどがあったものの、中国市場下落への警戒感や中東の地政学リスクの高まりを背景に結局はマイナス圏に沈んだ。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、方向感を欠く銘柄が多い中でenish<3667>やアエリア<3758>が買われた。enishは1月4日に第7回新株予約権で300個の権利行使が行われたことを発表(関連記事)しているが、目新しさはなく、昨年9月の水準から半値まで売られてきたことで買い戻しが意識されているようだ。一方、アエリアは4ケタ大台割れ水準まで売られていることで目先売り一巡感が出ているもよう。

ほか、コナミHD<9766>など大手ゲーム株の一角も堅調で、コロプラ<3668>やネクソン<3659>、Aiming<3911>などもしっかり。

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半面、gumi<3903>やミクシィ<2121>、クルーズ<2138>、アクセルマーク<3758>が売られ、KLab<3656>やボルテージ<3624>などもさえない。

昨年12月に上場したばかりのニューフェースであるマイネット<3928>は続落し、2000円を大きく割り込んだ。


■関連銘柄
株式会社enish
http://www.enish.jp/

会社情報

会社名
株式会社enish
設立
2009年2月
代表者
代表取締役社長 安徳 孝平
決算期
12月
直近業績
売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3667
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