【ゲーム株概況(1/7)】LINEの早期上場への思惑でメディア工房やイマジニア、アドウェイズなどLINE関連銘柄が急騰 フォーサイドは反落
1月7日の東京株式市場では、日経平均株価は下げ幅を拡大しての4日続落となり、前日比423.98円安の1万7767.34円と1万8000円を大きく割り込んで取引を終えた。中国上海市場でサーキットブレーカーが適用されるなど中国市場の下げに歯止めがかからないことが嫌気され、前場中ごろから下げ幅を大きく拡大した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全体的にさえない銘柄が目立つが、全体市場で行き場を失った資金がテーマ株物色に向かったこともあり、この日はLINE関連銘柄が急騰した。その背景には市場の一部でLINEの早期上場観測が広がったことがあり、メディア工房<3815>やアドウェイズ<2489>がストップ高したほか、イマジニア<4644>やネオス<3627>も大幅高した。
そのほか、前日大幅安となった任天堂<7974>はこの日は小反発し、マーベラス<7844>やエイチーム<3662>、ボルテージ<3639>などもしっかり。
半面、エイティング<3785>の下げがきつく、オルトプラス<3672>やケイブ<3760>、ネクソン<3659>も売られた。子会社がスマートフォン向け次世代SNSアプリ「Catchboard」のサービスを3月1日から正式に開始すると発表（関連記事）したフォーサイド<2330>はこの日は反落した。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- イマジニア株式会社
- 設立
- 1986年1月
- 代表者
- 代表取締役社長兼CEO 澄岡 和憲
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高66億4000万円、営業利益5億9600万円、経常利益9億3200万円、最終利益6億1000万円（2023年3月期）
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4644