【イベント】舞台『マフィアモーレ☆』をレポート 瀬戸啓太さん、仲田博喜さん、畠山遼さん、山沖勇輝さん演じる観客参加型ステージ


演劇プロデュースなどを行うモノガタリは、エイタロウソフトのスマートフォン向け乙女ゲーム『マフィアモーレ☆』を原作とした舞台・オトメステージ Vol.3『マフィアモーレ☆』を、2月3日から2月7日までの間、新宿村 LIVE(東京都新宿区)にて上演する。
 
オトメステージ Vol.3『マフィアモーレ☆』は、“ゲームのような、アナタがヒロインの舞台を”がコンセプトの観客参加型エンターテイメント演劇の乙女ステージの第3弾となっており、“観客”=“ヒロイン”という設定により、観客をめぐる舞台オリジナルストーリーが展開される。
 
Social Game Infoでは、2月3日の上演開始に先駆けて行われたゲネプロを取材してきたので、その様子を写真とともにお伝えしよう。


■『マフィアモーレ☆』とは
エイタロウソフトが配信するスマートフォン向け乙女ゲーム。おじいちゃんに会うため、イタリアに着いたヒロインが、到着早々、何者かに捕らわれてしまい、その危機一髪の状態から救い出してくれたのは、マフィアのファミリー「フィオーレ」。マフィアでありながら、街の治安を守るために日々活動し、住民からの信頼も厚い彼らに身を寄せることになったヒロインは、「フィオーレ」ファミリーの1人と恋に落ちるというストーリーが展開される。また、ストーリーだけでなく豊富なアバター要素も魅力の一つで幅広い層の女性に好評を博している。
 


 

■総勢2人の俳優陣が舞台狭しとパフォーマンス 観客参加にも注目




イタリアの都市・エルドラドにて、マフィアであり街の治安を守るために日々活動している「フィオーレ」ファミリーと過ごすヒロイン。近年台頭してきた過激な新興マフィアの「ヴィスキオ」ファミリーとの抗争が激化していく中、日本人観光客を呼び込むためのイベント“ジャパンエキスポ”の招致委員会が発足され、すべてのマフィアの撲滅が宣言されるというところから、この舞台のストーリーは始まる。



そう、ゲームの『マフィアモーレ☆』とは違ったストーリーが展開されるのだ。




そのため、「ジャパンエキスポ視察団」の面々や、「ヴァレンティン」とその一味といったオリジナルキャラクターも多数登場、大世帯な俳優陣でこの舞台は演じられる。








とはいえ、やはり注目の一つといえば、「フィオーレ」の「アルバ」、「ロニ」、「イコナ」、「ジュディ」の4人であろう。彼らはたびたびヒロイン(観客)に話しかけ、視線を送る。その姿に、メロメロっとこない女性はいないと断言できよう。




また、登場人物のほとんどが「マフィア」ということで、アクションシーンも多彩だ。彼らの得意とする武器、例えば「アルバ」であれば刀、といったものを使っての殺陣は迫力があり、見応え十分。ハラハラドキドキするストーリー展開と相まって、物語の世界に引き込まれるだろう。





ストーリーの細かい部分は実際に劇場で確認してほしいところだが、観客参加型の舞台ではあるが、意外にもしっかりとした骨太なストーリー展開がされるところも魅力の一つであろう。話はもちろんきちんと完結するが、「この続きをみてみたいな。」、「他のキャラクターのストーリーも見てみたいな。」という気分にさせられる舞台であった。






 

■個性的なキャラクターや演じる俳優陣を紹介!




▲「フィオーレ」を引っ張る元気な「アルバ」を演じる瀬戸啓太さん。表情や動き、全身を使って「アルバ」を表現していた。



▲最年少ながら「フィオーレ」の幹部である「ロニ」役を演じるのは仲田博喜さん。しっかりした面も有りつつ、最年少ながらの精神的に不安定な部分を表現していた。



▲すこし軽い印象だが「フィオーレ」のなくてはならない存在「イコナ」役は、畠山遼さんが演じる。頼りがいのある「イコナ」を演じていた。



▲「フィオーレ」のまとめ役である「ジュディ」を演じるのは山沖勇輝さん。少しミステリアスな「ジュディ」を表現している。
 

▲「軍警察」の「リディオ」を演じる糸川耀士郎さん。正義感の強い、「フィオーレ」の面々に対して素直になれない「リディオ」を演じていた。




▲「フィオーレ」の仲間である「テスタ」、「オルガ」、金貸しの「テオ」も登場。彼らも含めての「フィオーレ」ファミリーだ。


▲オリジナルキャラクターである「ジャパンエキスポ視察団」の面々。彼らが登場すると、どんなシリアスなシーンでも楽しめることができるムードメーカーだ。


▲「ジャパンエキスポ招致委員会」の面々。真面目な役所ながらしっかりと笑わせてくれるどこか憎めないキャラクター達だった。


▲「軍警察」の方々。彼らにもいろいろ思惑があるようで・・・?



▲「国際警察」の3人は、この舞台ならではのコーナーにおいて重要な役割を果たす。「トレイシー補佐官」は、客席に引けを取らないくらい可愛らしい。


▲この舞台のストーリーを司る存在である「マエストロ」役の柏木佑介さん。アクロバティックな動きにも注目だ。


■公演概要

オトメステージ Vol.3『マフィアモーレ☆』

原作の世界を舞台に、個性豊かなキャラクターたちとアナタが織り成す、ここだけの物語が、今始まる――
観客のアナタの選択で、ストーリー展開が変化する、参加型エンターテイメント演劇“オトメステージ”第3弾!!

◆公演期間:2016年2月3日(水)~7日(日) 全8公演
◆劇場:新宿村LIVE(東京都新宿区北新宿2-1-2)
◆演出:滝井サトル
◆脚本/主催:モノガタリ

<キャスト>
瀬戸啓太・仲田博喜・畠山遼・山沖勇輝

霜月紫・村上耕平・糸川耀士郎・笹翼・阿部快征
サイショモンドダスト★・古畑恵介・和合真一・吉田龍介・湯本健一・丸山翔
田所治彦・下山真佑郎・李賢宇・田邊俊喜・冨沢竜也・田中宏輝

柏木佑介

小池成・長澤仙明・荒一陽・長島光輝・増田大介・松本晃

<公演スケジュール>
2/3(水) 19:00
2/4(木) 19:00
2/5(金) 14:00/19:00
2/6(土) 13:00/18:00
2/7(日) 12:00/16:00

<チケット(全席指定・税込)>
●プレミアムS席 8,000円 完売
●プレミアムA席 6,500円 完売
●一般席 <前売> 5,500円 <当日> 6,000円

<あらすじ>
大学3年生の夏休み。おじいちゃんに会うため、イタリアに着いたアナタは、到着早々、何者かに捕らわれてしまう。危機一髪の状態から救い出してくれたのは、イケメンの……マフィア!?
マフィアでありながら、街の治安を守るために日々活動し、住民からの信頼も厚い”フィオーレ”ファミリー。一方、近年台頭してきた”ヴィスキオ”は、過激な新興マフィアで、フィオーレとの抗争が激化している。
そんな中、日本人観光客を呼び込むためのイベント“ジャパンエキスポ”の招致委員会が発足。
バレンタインデーを目前にしたある日、治安改善のために、すべてのマフィアの撲滅が宣言された。さらには、イタリアの”軍警察”や、目的不明の”国際警察”、風変わりな”視察団”など、様々な勢力が現れて……
イタリアの都市”エルドラド”で起きる、思惑入り乱れたバレンタインストーリーの先にあるものは!?


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株式会社エイタロウソフト

会社情報

会社名
株式会社エイタロウソフト
設立
2002年1月
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