オルトプラス、1Qは売上高15%減、2.2億円の営業赤字を計上…期中は5タイトルをリリースもコスト増で赤字幅が拡大 QonQでも減収、赤字幅拡大【グラフ追加・追記】

オルトプラス<3672>は、2月12日、2016年9月期の第1四半期(10~12月)の連結決算を発表、売上高6億1600万円(前年同期比15.2%減)、営業損益2億2500万円の赤字(同1億4800万円の赤字)、経常損益2億2800万円の赤字(同1億4200万円の赤字)、四半期純損益2億4500万円の赤字(同9600万円の赤字)となった。売上高は2ケタの減収となり、各利益項目の赤字幅は前年同期比で拡大した。
 

第1四半期期間において、合計5タイトル(国内マーケット向けネイティブゲーム2タイトル、ウェブブラウザゲーム2タイトル、ベトナムマーケット向けネイティブゲーム1タイトル)をリリースした一方、国内マーケット向けネイティブゲーム1タイトルの運用を終了した。この結果、第1四半期期間における運営タイトル数は、前年度末より運営している14タイトルをあわせ、合計19タイトル(国内17タイトル、海外2タイトル)となった。

ベトナム子会社は、同社のソーシャルゲームの開発及び運営だけではなく、他社ウェブサービスなどの開発及び運営業務を行うオフショア開発拠点としての事業展開を積極的に進めることにより、案件数を積み上げた。韓国子会社は、前連結会計年度にリリースしたネイティブゲームを運用するとともに、アジアマーケットをターゲットとしたネイティブゲームの開発を引き続き進めている。

運営中のタイトルについては、引き続き運営の効率化を進め、売上減少に見合うコスト削減を実施することにより採算性を維持してきたが、新規タイトルの開発コスト並びに管理費などの共通コストが運営中のタイトルによる利益を上回って推移した。

■QonQでも減収、赤字幅拡大に
業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、売上高は前四半期2.1%減の6億1600万円、各利益項目はいずれも前四半期比で赤字幅が拡大した。
 

なお、2016年9月期の連結業績予想については、現時点で合理的な業績予想の算定ができないとし、予想を非開示としている。
株式会社オルトプラス
http://www.altplus.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社オルトプラス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役CEO 石井 武
決算期
9月
直近業績
売上高43億8700万円、営業損益5億5600万円の赤字、経常損益5億2200万円の赤字、最終損益4億2000万円の赤字(2023年9月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3672
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