【ゲーム株概況(2/16)】今期黒字転換予想のアエリアがS高 マイネットは3日連続のS高 アクロディアはセキュリティ関連での提携も買い材料に

2月16日の東京株式市場では、日経平均株価は小幅ながら続伸し、前日比31.85円高の1万6054.43円で取引を終えた。為替が1ドル=114円台まで円安方向に振れたこともあって、一時は上げ幅200円超に達する場面もあったが、大引けにかけてややダレる展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般に買い戻しの動きが優勢な中で、前日(2月15日)に2015年12月期決算を発表したアエリア<3758>がストップ高した。前期は赤字決算となったものの、今期は営業利益で5年ぶりの黒字転換予想を打ち出しており、業績改善への期待が高まっている。

【関連記事】
アエリア、15年12月期は戦略的M&Aで売上高3.6倍に拡大も6.1億円の営業赤字を計上 オンラインコンテンツは『アイ★チュウ』好調だが費用先行
 

また、アクロディア<3823>やgumi<3903>、オルトプラス<3672>もストップ高。目先大きく売り込まれてきたことで買い戻しの心理が働いているほか、アクロディアはセキュリティ関連事業を行うネクスト・イットとセキュリティソリューションの販売に関する業務提携契約を締結したと発表したことも支援材料として働いているようだ。

ほか、モブキャスト<3664>やenish<3667>、ケイブ<3760>なども大幅高。マイネット<3928>は今期の売上・利益倍増計画を引き続き好感し、3日連続のストップ高となった。

半面、コナミHD<9766>やスクウェア・エニックスHD<9684>など大手ゲーム株はさえず、主力株ではDeNA<2432>も小安い。


■関連銘柄
株式会社アエリア
http://www.aeria.jp/

会社情報

会社名
株式会社アエリア
設立
2002年10月
代表者
代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
決算期
12月
直近業績
売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3758
企業データを見る
株式会社マイネット
http://mynet.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社マイネット
設立
2006年7月
代表者
代表取締役社長CEO 岩城 農
決算期
12月
直近業績
売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3928
企業データを見る