Supercell、2015年度の業績を発表 売上高は約2640億円、EBITDAは約1095億円と躍進

Supercellは、2015年度の業績において、売上高:23億2600万ドル(前の期:17億7700万ドル、30.8%増)、EBITDA(利払い・税引き・償却前利益):9億6400万ドル(同:5億9200万ドル、62.8%増)であったことを発表した。3月10日12時現在の為替レート換算では、日本円にして売上高は約2640億円、EBITDAは約1095億円となる。

現在同社がリリースしているゲームは、『ヘイ・デイ』『クラッシュ・オブ・クラン』『ブーム・ビーチ』『クラッシュ・ロワイヤル』の4タイトル。『クラッシュ・ロワイヤル』に関しては、直近リリースされたばかりのことを考えていると、おもに既存3タイトルが押し上げた形となる。

なお、先日はSupercell のゲームのデイリーアクティブプレイヤー数が1 億人以上となったことも発表(関連記事)。2016年3月2日にグローバルリリースされた『クラッシュ・ロワイヤル』は44 カ国のiPhone のトップセールスランキングで第1位になった。(2016 年3月6日時点)


■CEO イルッカ・パーナネン 氏 コメント
このような業績を残せたことは素晴らしいことであり、誇りに思います。”人を大切にする”という会社創立時のビジョンに忠実にあり続けることで、このような結果を導けたことが、弊社にとって非常に重要なことです。最高の人材を集め、その人材にとっての最高の環境をつくり、十分な時間を設け、運を味方につけることができれば、何年にもわたって世界中の何百万人もの人々にプレイしてもらえる素晴らしいゲームは生まれるものだと信じてきました。

弊社は業績の規模に対し、会社の規模を小さく保ってきました。今日弊社には180 名の社員がいます。ほぼ全員が顔見知りで、フラットな環境のなかで、少人数制の独立したチームで働いています。

今日の成功に導いてくれた、優れたものを追い求める社員たちを誇りに思います。社員ひとりひとりが自分自身に求めるクオリティの基準を高く設定し、最高のゲームをつくりたいと強く願っています。私はこのような環境で、このようなチームとともに働けることを、非常に恵まれていると感じています。


【関連記事】
『クラクラ』開発会社のSupercell 日本代表に訊く現状と今後 (2015年9月収録)


CEOのイルッカ・パーナネン氏インタビュー (2013年8月収録)



■最新作『クラッシュ・ロワイヤル』

公式Facebook

公式YouTube



 

会社情報

会社名
Supercell
企業データを見る