電通、テトリス・カンパニーから『TETRIS』の日本国内における商品化や広告利用のライセンス権を取得 幅広い業種の企業とのタイアップを推進へ

電通<4324>は、The Tetris Company, LLC(テトリス・カンパニー)と『TETRIS』の日本国内における商品化および広告利用に関するライセンス契約を締結したことを発表した。

この契約により、電通は今後3年間、国内唯一の代理店として、世界で最も売れたゲームの一つである「TETRIS」の商品化権と広告利用権を活用したスポンサーセールスを行っていくことになる。「TETRIS」の商品化権や広告利用権を活用したプロモーション活動において想定されるタイアップ業種としては、アパレル、飲料、食品、玩具、文房具、キッチン用品などがあり、景品類などへの利用ニーズも高いと予測しているという。

「TETRIS」は非常に有名な世界的ビデオゲームであり、ライフスタイルブランドだ。ゲームは50以上の言語でリリースされ、185カ国以上でプレーされている。現在、「TETRIS」はさまざまなライフスタイル製品を米国、カナダ、フランス、英国、オランダ、ドイツ、スペイン、オーストラリア、ニュージーランドなどの大きな市場で展開している。海外では「TETRISはポップ」「TETRISはクール」というイメージが出来上がっており、日本においても同様に、TETRISのデザイン性をクールに、そしてファッショナブルに見せる展開を行っていく。

電通では、そうしたブランドイメージの醸成に向けては、感度の高い20代後半から40代の男女へのコミュニケーションが鍵を握ると考えており、例えば、「TETRIS」のBGMを活用したDJイベント、TETRISカクテルが楽しめるTETRISバーなどの企画を検討していく。

今後は、幅広い業種の企業とのタイアップを推進し、さまざまな商品を届けていく方針だ。