【発表会】蜂須賀虎徹が降臨、石切丸の祈祷で締めたミュージカル『刀剣乱舞〜阿津賀志山異聞〜』制作発表・今秋新作公演の刀剣男士お披露目会


ネルケプランニングは、本日3月30日、ミュージカル『刀剣乱舞〜阿津賀志山異聞〜』制作発表及び、今秋新作公演の刀剣男士の初お披露目を行った。

すでに報じられている通り、2016年9月よりミュージカル『刀剣乱舞』 新作公演が行われる。(関連記事)また、ミュージカル『刀剣乱舞〜阿津賀志山異聞〜』についても、メインビジュアル、キャストビジュアルの公開、さらに、「刀剣男士 team 三条 with 加州清光」セカンドシングル『キミの詩』の7月発売決定が発表。(関連記事

この発表会では、三日月宗近役の黒羽麻璃央さん、小狐丸役の北園 涼さん、石切丸役の崎山つばささん、岩融役の佐伯大地さん、今剣役の大平峻也さん、加州清光役の佐藤流司さん、そして、新作公演に出演する、大和守安定役の鳥越裕貴さん、和泉守兼定役の有澤樟太郎さん、堀川国広役の小越勇輝さん、蜂須賀虎徹役の高橋健介さん、長曽祢虎徹役の伊万里 有さんが登場。さらに、『刀剣乱-ONLINE-』原作プロデューサーであるニトロプラスの小坂崇氣氏、ミュージカル『刀剣乱舞』の演出である茅野イサム氏が登壇した。

本稿では、その発表会の様子をレポートする。

 

■ミュージカル『刀剣乱舞〜阿津賀志山異聞〜』メンバーに続き、新刀剣男士である大和守安定、和泉守兼定、堀川国広、蜂須賀虎徹、長曽祢虎徹がお披露目


オープニングでは、刀剣男士11人が決め台詞とポーズで登場した。


「よきかな、よきかな」
三日月宗近 (みかづきむねちか)
平安時代の刀工、 三条宗近作の太刀。 天下五剣のひとつで、 その中でも最も美しいと評される。


「さあ、この小狐と踊りましょう!」
小狐丸 (こぎつねまる)
平安時代の刀工、三条宗近作の太刀、 能の「小鍛冶」に登場し、 稲荷神社の援助によって 作られたと伝わる。


「祓たまえ 清めたまえ」
石切丸 (いしきりまる)
石切剣箭神社の御神刀。 この刀剣自体が御神体であり 神社暮らしが長かったため、 外の世界には少々疎い。


「がーはっはっはっはっ 狩られたいのはどいつからかな!?」
岩融 (いわとおし)
武蔵坊弁慶が ふるっていたとされる薙刀。 巨大さにおいて他を圧する。 性格は豪放磊落。


「よーし!いざ出陣ー!」
今剣 (いまのつるぎ)
源義経の守り刀であり 自刃した短刀として有名だが、 実物は不明。生意気な鞍馬の小天狗


「可愛くしているから、大事にしてね」
加州清光 (かしゅうきよみつ)
新撰組 沖田総司が 使用していたとされる打刀。 貧しい環境で生まれたせいか、 綺麗にしていれば主に可愛がって もらえると思っている。


「見かけられている分は頑張ろうか」
大和守安定 (やまとのかみやすさだ)
新撰組 沖田総司が 使用していたとされる打刀。 加州清光と同じく、 扱いが難しく使い手を選ぶ。


「よーし いっちょやってやろうじゃないか!」
和泉守兼定 (いずみのかみかねさだ)
新撰組副長 土方歳三が 愛用したと言われる大振りの刀。 美と実力の両方を テーマとして生きている


「さて、僕も頑張らないとね」
堀川国広 (ほりかわくにひろ)
新撰組副長 土方歳三が愛用していたとされる刀。 和泉守兼定の相棒であり、 助手でもある。


「蜂須賀虎徹、いざ行くぞ!」
蜂須賀虎徹 (はちすかこてつ)
江戸時代に活躍した刀工、 虎徹作の打刀。 贋作が多い事で有名な虎徹の真作。 その風格も美しさも申し分ない。


「長曽祢虎徹、押して参ろう!」
長曽祢虎徹 (ながそねこてつ)
同じく刀工、虎徹の 贋作と言われている打刀。 元持ち主の新撰組局長 近藤勇が、 激しい戦いを経ても折れも曲がりも しなかったと伝えていることから、 剛刀であることは間違いない。


 

■蜂須賀虎徹「なんとも言えない降臨感」 刀剣男士に質疑応答


ここで登壇者に質問タイムが行われた。

ご自身が演じる役どころと、魅力を問われたミュージカル『刀剣乱舞〜阿津賀志山異聞〜』出演陣。黒羽麻璃央さんは、三日月宗近は天下五剣でもっとも美しい刀なので、綺麗に演じることはもちろんだが、所作にもこだわりがあるという。さらに、三日月宗近は自身のことを「じじい」と称することもあり、そんな抜け感も演出できたらと語った。



北園 涼さんは、小狐丸は容姿とはギャップのある野性味のあるワイドさも表現できたらと話し、崎山つばささんは、石切丸について、石切丸の長い大太刀を使った殺陣が見所だと語った。




佐伯大地さんは、岩融は大きさと豪快さもありながら品があるとし、期待の大型新人として任務に参加する彼の葛藤を表現したいと話し、大平峻也さんは、今剣はこのメンバーの中で唯一の短刀なので、誰よりも動き回り大きく見せると語った。




佐藤流司さんは、加州清光について、一言では言い表せない繊細な魅力がたくさん詰まってるとし、それをどうやって演じていくのか、三条のメンバーの中に入れられた加州清光の苦悩などを感じてもらえたらと話した。



続いては、新作公演に登場する刀剣男士達に向け、初お披露目となった現在の気持ちについて質問されたところ、鳥越裕貴さんは、自分自身がこの姿に慣れていないとし、秋までに大和守安定という役をものにしたいと語り、有澤樟太郎さんは、この華やかな刀剣男士に負けないように誰よりも男らしく頑張っていきたいと話し、小越勇輝さんは、この姿でこの会見に登壇して、いよいよ始まるということで楽しみにしているとコメントした。高橋健介さんは、「なんとも言えない降臨感」に自分が負けないように頑張りたいと語り、伊万里 有さんは、プレッシャーに負けないように頑張りたいと話した。







また、ニトロプラスの小坂氏は本公演に期待していることを聞かれ、「僕もこんなイケメンに生まれ変わりたい」とコメントしながらも、この素晴らしいキャストの面々にももちろん期待しているが、『刀剣乱-ONLINE-』の元となる日本刀の様々な文化に、ミュージカルも含めたメディアミックスを通してもっと触れて欲しいとした。



さらに、ミュージカル『刀剣乱舞〜阿津賀志山異聞〜』はさらにパワーアップしているとのことだが、具体的にどのような部分がパワーアップしているのかと聞かれた演出の茅野氏は、「演劇の可能性に挑戦」しようとしてこのミュージカルを作っているとし、本編の中ではミュージカルシーンを増やすとし、また、2部のライブについても新曲を追加する予定だと話した。また、殺陣や振り付けについても様々な部分で改良をする。



また、新作公演については、2部であるライブも実施するとし、ミュージカル『刀剣乱舞〜阿津賀志山異聞〜』とは違った世界観で演出されるとした。内容については、メンバーをみれば「こんな感じかな?」というのはわかるのではないか、としつつ、1人蜂須賀虎徹については異色の存在とし、彼がどのように他のメンバーに関わるのかも見所の一つだと話した。


続いての質問として、ミュージカル『刀剣乱舞〜阿津賀志山異聞〜』では、三条派の中に1人別の派閥としていた加州清光について、秋の公演では馴染みの深い新撰組の仲間達と一緒ということで、そんな中で期待することなどを聞かれた佐藤流司さんは、秋の新公演では役作りからガラッと変えなければならないとしつつも、新公演のメンバーとはこの間会ったばかりなので、現在では三条派の面々との方が仲が良いのではと語り、秋までにいい関係を作りたいとした。



また、ご自身の衣装について聞かれたミュージカル『刀剣乱舞〜阿津賀志山異聞〜』のメンバーは、三日月宗近役の黒羽麻璃央さんは袖にある紋、小狐丸役の北園 涼さんは長い髪、石切丸役の崎山つばささんは烏帽子帽と大太刀とし、立ち回りで大きく綺麗に見せられる部分をそれぞれ挙げた。岩融役の佐伯大地さんはフードを挙げ、しっかりと立たないと視野が狭くなってしまうことが多いのでそういった部分を意識できたとし、また私服もフードを多くかぶることが多くなったと語った。



今剣役の大平峻也さんも、長い髪の毛とその輪になってる部分についてと袖の部分の動かし方について話し、加州清光役の佐藤流司さんは、メンバーの中で1人だけ洋装ということで、赤いストールや髪の毛など、動く部分がご自身の衣装について好きなことだと語った。




最後に、新公演に出演するキャスト陣に対して、ご自身達がパフォーマンスすることになるライブについての質問があり、鳥越裕貴さんは、ミュージカル『刀剣乱舞』トライアルは殺陣が多くて体力的に大変そうだと話し、またライブについてはファンの方々がペンライトを降っている姿を見て、自分が出演するときはペンライトを僕の色に染めたいと語った。



有澤樟太郎さんは、2部のライブがすごく衝撃的だとし、ご自身はミュージカル初挑戦ということで、ダンスや歌、殺陣を身につけたいと語った。小越勇輝さんは、自身が出演するときには、自分も盛り上がりつつもお客さんも盛り上げられるような芝居とライブを見せていけたらと話し、高橋健介さんは、ライブについて運動量も多いので、ご自身の可動域を知るところから始めないといけないとし、また先ほどの鳥越さんから語られたペンライトについても、ご自身は1本だけでも振ってもらえたらと語り、鳥越さんから「僕を踏み台にしないでください」とツッコミが入れられた。伊万里 有さんは、このメンバーの中で年長なので体力面が心配だと話し、この中では衣装が涼しいので、皆に負けないように頑張りたいと語った。










最後のフォトセッションでは、メディアからの要望で石切丸のミュージカル『刀剣乱舞』の成功を祈った加持祈祷が行われ、この発表会の締めくくった。






■関連サイト

 

公式HP




(C)ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会
 
株式会社ニトロプラス
https://www.nitroplus.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ニトロプラス
設立
2000年6月
代表者
代表取締役社長 小坂 崇氣
企業データを見る