メディア工房、2Qは営業益80%減と大幅減益に 主力の占い事業が苦戦 ゲーム事業は継続的な開発による先行投資が増加

メディア工房<3815>は、4月8日、2016年8月期の第2四半期累計(9~2月)連結決算を発表、売上高10億900万円(前年同期比16.5%減)、営業利益4100万円(同80.9%減)、経常利益1400万円(同92.2%減)、四半期純損益2200万円の赤字(前年同期8900万円の黒字)となった。
 

各セグメントごとの状況は以下の通り。

①占いコンテンツ事業…売上高9億5700万円(前年同期比18.4%減)、営業利益3億3100万円(同24.7%減)
占いアプリによるライトユーザーの獲得並びに広告収入においては緩やかながらも結果を見せた一方、会員制コンテンツにおける会員数の減少並びに大ヒットコンテンツの不在などにより、課金収入は振るわず、前年同期ほどの売上の伸びを見せることなく、減収・減益となった。

②ゲームコンテンツ事業…売上高4100万円(同366.0%増)、営業損益5500万円の赤字(前年同期2000万円の赤字)
新規タイトル『PICK-XELL』(共同開発元:Glasshead株式会社)のリリースの一方、継続的な開発による先行投資が増加した。なお、第3四半期には自社開発タイトル『WORLD PIECE』をリリースしている。

③その他…売上高1000万円(前年同期比60.5%減)、営業損益3300万円の赤字(前年同期4200万円の赤字)
その他の事業につきましては、女性向け情報サイト「omotano(オモタノ)」の運営、ファッションレンタルサービス「Licie」(サービス提携元:株式会社ガールズスタイリング)との業務提携の推進を行うほか、女性アイドルの抱える目標や夢を支援する、アイドルクラウディングサービス「girls be」を開始した。

なお、2016年8月期の連結業績予想については、期初予想から変更なく、売上高28億円(前期比15.4%増)、営業利益4億円(同49.3%増)、経常利益4億円(同85.2%増)、当期純利益2億3000万円(同2.6倍)を見込んでいる。
 

 
株式会社メディア工房
https://www.mkb.ne.jp/

会社情報

会社名
株式会社メディア工房
設立
1997年10月
代表者
代表取締役社長 長沢 一男
決算期
8月
上場区分
東証グロース
証券コード
3815
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