Wing of Freedom、通訳者を介した翻訳アプリのクラウドファンディングを開始


Wing of Freedomは、4月13日、通訳者を介することで会話をスムーズにする『特許技術を活用した名前のない翻訳アプリ』のクラウドファンディングを、国内最大のクラウドファンディングサイト「READYFOR」で開始した。6月20日まで受け付ける。

このアプリは、スマートフォンアプリを活用することで英語を身近にする「翻訳システム及びサーバ」の特許技術を利用した翻訳アプリで、外国人観光客ガイドや飲食店舗の場で外国人対応の場での活用を目指しているという。クラウドファンディングの目標額は200万円。2016年秋には「英会話カフェ」としてリリースする予定だという。

 
■開発の背景

<正しい英語でスムーズな会話が可能>
外国人観光客への接客時に既存の翻訳サービスを用いて通訳を試みるも、話し手の思った通りの翻訳にはならず、会話に使えないという声から、本アプリを開発したという。翻訳に使う特許技術開発のためにチームを編成し、何度も仕様変更を行ったそうだ。本アプリは、翻訳時に実際の翻訳者が介入することで、正しい翻訳を提供しスムーズな会話に導く。

<楽しく気軽に英語習得>
本アプリは、端末に音声(日本語/英語)を吹きこむと、翻訳されたテキストが表示される。テキストを読み上げるだけで会話ができ、気楽に英語が楽しめる。


 
■アプリの特長

1. 音声をテキストに変換 意味・読み方・書き方がわかる
英語を音声で入力しテキストに変換する。表示された文字をタップすると、意味、読み方、外国語でどう書くかがリンクされ、括弧で強調するリンクシステムを導入した。

<使用イメージ>
(音声) I want a drink.
(意味) 私は飲み物がほしい。
(読み) Watashi ha nomimo ga hoshii

(音声) 美味しい日本酒があります。
(意味) I have good sake.
(読み) あい はぶ ぐっど さけ。

2. テキスト翻訳文をお気に入り登録
翻訳されたテキスト文をお気に入り登録でき、すぐに呼び出し再度利用できる。

3. 通訳者を介した、翻訳チャットシステム
開発したシステムは、本翻訳アプリだけでなく、メーラーやチャットでも使える特許技術。通訳者を介すシステムなので、どの国の言葉との組み合わせも可能。現在、翻訳にかかる時間は1分~5分だが、翻訳に時間がかかればかかるほど、料金を安くする予定。また、予め翻訳文を入力してもらい、翻訳文が何時何分に端末に届くようにする機能も実装する予定。


 
■今後の展望

現段階では音声による入力のみですが、今後は画像による入力や、対応する言語を増やしていく。さらに、追加アイデアを盛り込んだ追加特許出願を予定しているとのこと。


 
■クラウドファンディング概要

<目標額>
200万円

<支援金の用途>
・アプリ開発費用 120万円
・リターン品費用 46万円
・システム使用料 34万円

<スケジュール>
2016年4月11日…クラウドファンディング募集開始
2016年6月20日…クラウドファンディング募集終了
2016年6月 …アプリ開発開始
2016年8月 …アプリデバック開始
2016年9月 …アプリ販売開始
2016年秋 …英会話カフェスタート


■アプリ概要(予定)
名称 : 英会話カフェ
利用料金 : 月額980円(税込)
対応端末 : iPhone/Android