【ゲーム株概況(4/22)】アクセルマークとメディア工房がS高　サイバー上昇しモバファク下落と決算発表銘柄で明暗

4月22日の東京株式市場では、日経平均株価は4日続伸。前日比208円87銭高の1万7572円49銭でこの日の取り引きを終えた。日銀の金融政策決定会合を控えて追加緩和への期待が高まり、金融関連株や不動産関連株を中心に幅広い銘柄が買われた。為替の円安も支援材料になったようだ。

こうしたなか、ゲーム関連株は高安マチマチ。カプコン<9697>やコーエーテクモHD<3635>、任天堂<7974>、バンナムHD<7832>、スクエニHD<9684>など大手ゲーム関連が総じて売られた一方、個別材料株に物色の矛先が向かったようだ。アクセルマーク<3624>は、500円高の2840円と連日のストップ高となった。新作『ワールドクロスサーガ -時と少女と鏡の扉-』の業績への貢献が期待されている模様。値動きも軽く、短期資金も流入しているもよう。

また、メディア工房<3815>のストップ高だった。前日4月21日にゲームブランド「OBOKAIDEM」の新作タイトル『TRAP DA GANG』を世界約140ヶ国、11言語対応で配信開始したことと、その「OBOKAIDEM」がフランス最大手携帯キャリアOrange社と欧州圏におけるゲームアプリでのサブスクリプション課金での収益化について提携すると発表したことが材料視された。

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決算発表のあった銘柄では、サイバーエージェント<4751>が堅調だった。『AbemaTV』を中心とする動画サービスが好調なスタートを見せたことや、子会社マイクロアドとソフトバンクとの提携が好感されたようだ。他方、この日決算発表を行ったモバイルファクトリー<3912>が材料出尽くしで売られた。

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