ヤフー<4689>は、5月17日、100%子会社のYJキャピタルとYJテック投資事業組合を組成し、両社がYJテック投資事業組合に出資すると発表した。ヤフーの出資口は70口・34億5000万円で、YJキャピタルは1口・5000万円となる。両社で100％出資するという。YJテック投資事業組合は、データ・セキュリティ領域を投資対象としたファンドで、技術が急速に進化・多様化しているデータやセキュリティの領域において、グローバルなスタートアップ企業への投資を通じて世界の最先端の知見やトレンドを取り込むことを目指す、としている。将来的には投資先から得た知見の事業への活用や、投資先や投資活動を通じたその他外部との連携も視野に入れる。
なお、ヤフーからYJテック投資事業組合への出資の額がヤフーの資本金の100分の10以上に相当する予定のため、YJテック投資事業組合はヤフーの特定子会社に該当するという。
