VOYAGE GROUPの子会社fluct、SSP「fluct」が「Bypass」「nex8」など4つの大手DSPとアプリへのRTBによる広告取引を開始

VOYAGE GROUP<3688>は、6月29日、広告配信プラットフォーム事業を展開する連結子会社fluct提供するSSP「fluct」において、スマートフォンのWEB/アプリにおける広告収益化支援を強化するため、「Bypass」「FreakOut Red」「nex8」「Scaleout DSP」と4つの大手DSPと接続し、アプリへのRTBによる広告取引を開始した。

これにより、SSP「fluct」のSDKを導入しているアプリは、DSP各社が保有する収益性の高いアプリ向けのターゲティング広告の配信が可能となり、より広告収益の拡大を図ることができる。接続DSPは、今後も順次拡充していく方針だ。

【fluctが進めるスマートフォン向け広告収益化支援】
1)「Ad Exchange in-app ads」の提供 導入から運用までを徹底サポート!
サイト運営者向けGoogle認定パートナーであるfluctが、導入から運用までを徹底サポートすることで、アプリディベロッパーも、限られたプレミアムメディアのみに提供されている「DoubleClick Ad Exchange」を活用した広告マネタイズが可能になる。

2)Google推進のオープンソース「AMP」にも対応済み。
モバイルWebページを高速表示するGoogle推進のオープンソース「AMP」で構築されたモバイルWebページの広告収益化も可能。

3)モバイルアプリ向けマーケティングツール「Repro」の提供とコスト一部負担も合わせたグロースハック支援
「Repro」の主要機能であるファネル分析やリテンション分析、コンバージョン分析を利用して、運営するアプリのユーザ行動を分析することが可能。また、fluctでは、「Repro」で収集したデータの分析や、蓄積したアプリマネタイズのノウハウ提供に加え、「Repro」の利用プランによって生じるランニングコストの一部も負担することで、アプリのグロースハックを支援する。

4)大手DSPと接続し、今後も拡充。アプリへのRTB取引で収益拡大
DSP各社が保有する収益性の高いアプリ向けのターゲティング広告の配信ができ、より広告収益の拡大を図る。
 
※SSP:Supply-Side Platform(サプライサイドプラットフォーム)。メディアの広告収益を最大化させる仕組み。
※DSP:Demand-Side Platform(デマンドサイドプラットフォーム)。広告主のROIを最大化する仕組み。
※RTB:Real Time Bidding(リアルタイム入札)。広告の1表示(1インプレッション)毎にリアルタイムのオークション方式で広告を選択するシステムで、広告主や広告会社から入札された中から最も単価の高い広告が配信される仕組み。